熊本熊的日常

日常生活についての雑記

帰りに祝杯

2012年04月11日 | Weblog

今回の就職先を斡旋して頂いたエージェントの担当者から「お祝いに」と都内の天婦羅屋で夕食をごちそうになった。その人は私とほぼ同世代で、彼自身も私の1年前に別の外資系企業でリストラに遭い、人材斡旋業に転じた経歴の持ち主だ。人材斡旋業は大手のように巨大なデータベースを持ってマッチングに特化するタイプと、中小業者のように個々のエージェントが地道に案件を探して斡旋をするタイプとに大別されるのだそうだ。最近の雇用情勢や人材斡旋業という産業の現況について、いろいろ興味深い内容の話を伺ったが、ここには書かない。ひとつだけ書いておくと、案件と人材の組み合わせというのは、自分なりの専門分野を決めて、自分なりの人物選択眼をしっかり磨くことが斡旋を成立させる鍵だそうだ。目先のことに囚われて、あれこれ異分野の案件を手がけても上手くいかないものだという。また、人物というのは履歴書や職務経歴書のデータだけで判断できるものではなく、実際に会ってその人の雰囲気というものを見ておかなければ成約につながる案件を紹介できないものだとも言っていた。結局は自分の感性や知性を磨いて人や物事を観る眼を養うということが、人材斡旋業に限らず、何事においても重要なことなのだろう。

ところで、新しい勤めが始まって、些細なことなのだが深刻な問題が発生した。下着が足りないのである。2005年4月以来、カジュアルでの勤務だったので、下着のシャツのストックは色柄物ばかりになってしまった。勤務先のほうは、服装について何も言われてはいないのだが、雰囲気としてスーツ着用が当然のようで、今日でまだ3日目だが毎日スーツで出勤している。週末は白の下着を補充しておかないといけない。