くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

やどかりソフト

2006年10月14日 | Weblog

今日の研修講義の中で「PEBuilder」の話がでた。知らなかったので確かめると「KNOPPIX」より軽いLinuxらしい。「KNOPPIX」は1CD-Linuxとして僕も持っているがOSが1枚のCDに収まってしまうものだ。

知らない人はWindowsXPだってインストールCDは1枚じゃないかと思うかもしれない。しかしインストールCDはOSをHDにインストールために膨大な圧縮ファイルを詰め込んであって、実際HDにXPがインストールされれば1.5Gぐらいにはなってしまう。

仮に外付けHDDにOSをインストールしたとしても別のPCにつないでみても起動する方法がないし、ドライバがないから動くはずがない。しかし1CD-LinuxはCDをセットするだけでWindowsPCでさえLinuxマシンになってしまうのである。

昔はWindowsPCにLinuxにインストールしてデュアルブートにするため苦心惨憺したものだ。WindowsでLinuxを使うにはCyginというソフトを使う方法もあるが1CD-Linuxなら持ち運んでどんなPCでも使えるのはすごい。

HDDが壊れたPCにでも乗り移ってLinuxにしてしまうのである。まるで「やどかり」みたいに、、。「PEBuilder」はCDどころかUSBメモリに入ってしまう「やどかり」なのである。

Linux,Unixというのはもともとこういう使い方をして壊れて起動しないシステムのメンテナンスをするよう使われていたんだ、ということを思い出させるツールである。

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