くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

バーティカルリミット

2007年06月22日 | Weblog
■TV金曜ロードショー「バーティカルリミット」は以前見ている。3流の内容だな、と思いつつのめりこんでまた見てしまった。

無謀登山家の遭難救助のため捜索隊が出かけ大勢が死んで主人公の兄妹と兄の恋人だけが生還するという話。

最初、兄妹と登山家の父親の3人が登山で宙吊りになり、下の父親が上の兄妹を救うためにロープを切らせて死ぬというエピソードから始まり、遭難した妹を救助するため死んだ父の友人である孤高の登山家を口説いて救助に向かった兄は同様な宙吊り状態になって、今度はその登山家が自ら命綱を切って2人を救うという救われない話だ。

前に見たのはもう20年ほど前のことだろうか?当時、軽装で無謀なアルプス登山をして山にごみを捨てる、という風潮があって、そんな批判映画ということでバカバカしさを納得していた感があった。

無謀な登山家を救うために熟練した登山家を犠牲にする選択。一度父親の犠牲で生き延びた者がもう一度熟練登山家の犠牲で生き延びるという懲りない人生。

ニトロで永久氷河に穴を開けるとか、死者の心臓を発炎筒につけて雪上で爆発させて赤い印をつける、などのばかばかしい展開。その上、悪いやつが死に、主人公たちは生還するというパターンの単純性。

何か思い出すだけでも人生の無駄遣いの感あり。それをブログに書くなんて、ああ、ばかばかしい。
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