■今日の新聞は田中法相の辞任を伝えている。外国人の政治献金が露見したからというが妙な話だ。外国人の選挙権を認めようという時代にどうして政治家は外国人差別解消にこうも消極的なのか?国家機密を扱う公務員が外国に情報を渡す見返りに金品を受け取るといった行為が規制されることは機密情報保護の観点から理解できるが、国会議員という公務員は別だろう。それより、不況や国家的危機事態に政治が右翼化してナショナリズムを掻き立てることで国民的不満の出口をそらそうとする、一種のエスノセントリズムに日本全体が感染してしまうのではないかという危惧感がよぎる。
センコク問題を叫び外国人差別を肯定すれば票が取れるみたいな、、、。ナチスの台頭や関東大震災の時の朝鮮人虐殺のように、、。特に日本人は訳も分からず暴走するイメージがつきまとうが僕的には納得できる面がある。自立してなくて個性がなくていつも群れる。主張がないから何を考えているかわからないが団結力があって金をもっているおもわれているとなれば不気味な存在に違いない。日本人は優秀だとか、領土問題が最優先だとかいう話を聞くと嫌な気分になる。
昔、外国人の選挙権を求める訴訟を応援していたことがあるが、政治献金をするのは在日パチンコ屋などの富裕層で外国籍だがニッポン人がほとんどだ。税金で議員の給料出してるのに選挙権がない状態では献金して国政に関与するしかない。人気とりの政治より利害を代表する政治の方が安心できるという考えもあるだろう。しかし本当の問題は、こんな事件で政治家が辞職しないといけないような雰囲気、、日本人の潔癖症かな?それは被災地の瓦礫搬入に反対する世論に通じるのかな、、ひいては原発否定という発想になるんだろうか、などと考えると気が重くなる。原発がなくなれば地震津波が起こらなくなるわけじゃあないのに、、。
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