■PLANT3の食品売り場にベーグルが売られていた。それも僕が今までみたこともないやつだ。海苔だかゼリーだかわからないがいろんなものがくっついているドーナッツていうか菓子パンというか、、。ベーグルとかいてあるからそうなんだ!ってかんじの物だ。
NYでは登校した時、学校の入口のストリートベンダーで必ず「Sesame with butter and a cup of tea please」と言って1ドルのゴマつきベーゴルと50セントの紅茶で授業のまえに腹ごしらえするのが日課だった。
口に無理に押し込むとのどに粉が詰まるような感じで紅茶で流し込むような食べ方をしていた。ジューイッシュの連中はこのどこがうまいんだろう、、などと考えながら一方でこれほどパーフェクトな朝食はないは、、などと考えていた。
それが日本からベーグルを食べにNYに出かけてくるという若い女性が出てきたと聞いたときは一体どんなベーグルなんだろうと思って探したことがある。オニオンなどはなかなか洒落た味でいいかも、、と思ったがNYまで食べに来るというというようなものではない、、と思う。ま、余計なお世話かな。
ここで売っているのはまた一風違うような、似ている様な、、、とても食べようという気持ちは起きないけどなぜかなつかしい、、、。
そうだ1ドル50の朝食は地下鉄のトークンと同じ値段。NYを支配するジューイッシュ文化の原点。貧しい環境でも衛生的にも経済的にも最適な生活環境を維持するシステムを持ち、自分の国はないが世界中で生きていくためにマンパワーを最大の財産とする特徴ある民族。その生活の原点をベーグルに見るというのはおおげさかな?
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