くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

リストランテ「カシーナ」

2011年06月02日 | Weblog
■「ふたば会」6月例会はリストランテ「カシーナ」で上坂さんの話とワインの試飲会風にはじまった。ここは自宅に近いがこんなに立派な洋風の城壁に囲まれたレストランがあったとは知らなかった。正面入り口には看板もサインもないのでiPhoneのGPSで現地確認。もう開業7年目というがメンバーの多くも知らず、驚いていた。中庭の植生も豪華で夜のライトアップがきまっている。今日の28名の出席者の入れるホールの他に2階やカウンターバーなどもあって結婚式場としても使われるし今月も日本一のアコースティックギタリストのコンサートが予定されている。県内では高級ワインが一番でる店だそうだ。

今回の幹事役は法美社専務とエレファンツ伊藤社長。席順くじを引くと左が吉村教授で右が原電の危機管理担当者の彼(名前がでてこない!)前が上坂公証人と済生会副院長の清子さん。テーブルの各席のまえにずらりと6つのワイングラスと1つのグラスのセットが並んでいる。
上坂さんの話は成年後見の話だが裁判所を辞めた批判的な視点から自由に語ってくれているので同業の士業として貴重な話だ。福井県には4人いる公証人はフツーの裁判官でもなれないようなエリートコースのはずだが彼のような裁判官以外の経歴は聞いたことがない。高木文堂とは同期だそうだ。彼は入会したとき僕がいるので驚いたようだ。ここでは僕の親父のことをよく知っている唯一のメンバーである。

オーナーの福島ソムリエのワインの解説がはじまる。ワインは水や酵母など別な素材を必要とせずただ葡萄だけで完成する唯一の酒だそうだ。3種類のイタリヤワインの白と3種類の赤を順にテイスティングしながらの食事。赤はキリストの血、白はキリストの涙だとして、僧侶によって世界中広められた酒だという。ワインは酒に弱い人ても水と一緒だと飲める。この席では特別の水が出された。現地で温泉水のように飲まれている水だそうだ。

水のボトルのシールを見ていた吉村君が職業柄、うんちくを披露し始めた。その水は硬度が130なんぼあるという。120度を基準に硬水と軟水にわかれ、河水に石灰質の堆積の少ない日本は軟水ばかりだそうで、福井もせいぜい2,30度だという。要はカルシウムの含有量の違いだが、日本人のように学校給食の牛乳でおぎなわないと不足して短気になるが、欧米のように多すぎても高齢になり骨に沈着してセムシになるんだそうな、、、。

右隣の敦賀の彼とも時節柄、原発の話題で話が尽きない、、、ひととおりワインのテイスティングが終わるとそこそこ酔っ払うしかけになっていて、、、考えてみると、この四半世紀続いているこの飲み会のメンバーは皆ただものではないなぁ、、、ロータリーやライオンズに飽き足らない連中が来たがるというのもわかるなぁ、、、、と、思いながら帰路についた。
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