くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

ベトナムの家族

2023年01月21日 | diary
■朝はバインチュンを食べて近くの親戚の家でコーヒーを飲んだ。タイン君の一番近いいとこの家だ。タイン君のお爺ちゃんには8人の子供がありこの辺りに広大な農地があって8 家族が住んでいる。だから一家族の村といって良い。家族4人としても32人だから長男の家でテトに集まる人が30~40人になる。ベレナムでは従兄弟同士の結婚はできないので日本より厳しいのはこういう理由かも知れない。テトに集まるのは父方の家族だから奥さんの家族はどうなんだろうとタイン君に聞いてみると、ニャチャン大で知り合ったというから全く違う土地の人かと思ったが、近くの村らしい。因みに一人の妹さんはどうかと聞いてみると、旦那の実家は15分程離れているとのこと。ベトナム人の外国人好きの性格と関係あるかも知れない。
 なんといってもベトナム社会の活力は子供の多さだ。どこに集まっていても半分は子供。つまり今後20 ~30年間この人口構成は変わらないということ。3歳のニュウニュがiPhoneをいじくっているのをみるにつけても日本と比較しない訳にはいかない。少なくとも.彼女はiPhone入力には4桁暗証番号が必要だということは知っているはずだからだ。20年後の世界はITリテラシー人口が国力を決めるのではないかと思う。
 午后は奥さんの実家を訪問して昼ご飯。お爺さんには5人の息子と4人の娘がいて長男さんが迎えてくれた。5人の兄弟と娘達の夫である義理の兄弟が集まるとこれで1テーブル満席となり、彼らの家族や女性達で2テーブルが埋まり子供達があちこちにいて3. 40人ぐらいの集団となる。兄弟達にも色々あるようで、話の内容は解らないが一人メガネのむっつり無口の男がいて、酒が入ると人格が変わったように口論始める。ちょっと近より難い雰囲気になり長男さんがなかなか穏便にとりなすのを見て流石と思いつつ何処も同じだなあと考えていた。僕の経験からこういう集団ではこの様な1人の問題児の扱いがキモになる。この異端がいることで危機時に団結力が増し迅速な決定を出すことが出来るのだ。もし同質な協調的集団であれば危機時に判断が分かれて分裂する危険が増すが、異端がいれば他に多少の異論があったとしても反異端として結束する可能性が高まるからだ。そういう意味でこういうやっかい者は人身御供の様な存在であり貴重なのだ。
 夕方にはお婆さん方のお宅でまた別の晩餐会というか、、、。ここには僕より年上らしいお婆ちゃんがいた。言葉もよく解らず、話す話題にも事欠く状況で声がけしてくれる安心感のある年寄りの配慮はさすがだ。いい歳をして僕としてもそれ位のカンロクをつけたいものだと思う。
 夜帰宅してカンチャンに日本語を教える。発音とひらがなを全て投了。すごい。1日で日本語を覚えたと言っていい!!!。
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