くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

身の上相談

2006年10月02日 | Weblog
久しぶりにHさんから電話があった。自分のブログのパスワードがわからないというつまらない質問だったが、話しているうちに家族内の介護や軋轢という相談事になってきた。どうも僕は昔から女性から人生相談を受けることが多い。Hさんも話を聞いてもらいたかったのかな。

そんな時は「いいかげん」に答えることにしている。どうも、一生懸命考えてあげたりするとうまくいかないことが多いし、意外と独りよがりの思い違いになりがちだから。話を聞いてあげるということぐらいしか実際はできないんだろうと思う。

サルトルは彼に相談しにきた人にこういうようなことを言った。「君に言うことは何もない。君はきっとわたしならこういうだろうという予測があって私のところにきているだろうし、私にそう言ってもらいたいと思っているのではないか。君はすでにどうすべきか決めているんだ」

一生懸命考えてあげると相手はその意見を尊重しないといけないような負担を感じてしまうかもしれない。こちらも一生懸命忠告したのに無視されたようでは疲れが出る。所詮相談者は自分ひとりで決断を下す責任感に耐え切れず、賛同を得るために相談してくるのだからそのへんを読み取ってそっと背中を押してあげる、、ってくらいがいいと思う。

ま、歳相応に説教たれまくる、、、ってのもありかと思うが、、、。

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