■本屋で茂木健一郎の「脳が恋に落ちるのは0.1秒とかなんとか」というような本を立ち読みした。脳科学者である著者の恋愛観を垣間見ることができる。最近の「婚活」風潮批判とも読める。
「一目ぼれ」は人類進化の過程で種の保存に必要な偶然の瞬間を獲得する能力であり、相手を見つけるのは出会いという偶然の機会を作る確率をいかに高めるか、ということだから、相手の収入、年齢などで限定して探すというのは一見良さそうだが効果は低い。むしろビビッときた相手についていろいろな条件に合わせて判断する順番の方が進化の歴史の観点から効率がいい、、、というように解釈した。だから、タイプを特定せず誰でも受け入れるような柔軟な気持ちでいるほうが偶然な出会いを獲得する確率は高まる。ウイルス娘に聞かせたい話だ。
男脳と女脳の違いで、恋愛の記憶方式でいうと男は別フォルダ保存だが、女は上書き保存だ、という話もこの本にでてくる。
恋愛の「恋」は相手のいいところに惹かれることで、「愛」は相手の悪いところでも受け入れられること、とすると恋愛した瞬間、人間の脳は客観的判断ができなくなってしまう。理性的になるために著者は知性を高め、経験を積んで自分をみがくことを奨励する。その延長線上に英国のコモンセンスの例が出てくるのだろう。
失敗の「反省」では足りない。「後悔」がないと失敗を止められないという。多くの失恋の経験がその人を高めていく、、、全然もてなくても、もてたいと努力すれば、仮に最後までもてなくても哲学者ぐらいにはなれるよ、てことかな。
内容はともかく、いろんな解釈を考えるには面白い本かな。
「一目ぼれ」は人類進化の過程で種の保存に必要な偶然の瞬間を獲得する能力であり、相手を見つけるのは出会いという偶然の機会を作る確率をいかに高めるか、ということだから、相手の収入、年齢などで限定して探すというのは一見良さそうだが効果は低い。むしろビビッときた相手についていろいろな条件に合わせて判断する順番の方が進化の歴史の観点から効率がいい、、、というように解釈した。だから、タイプを特定せず誰でも受け入れるような柔軟な気持ちでいるほうが偶然な出会いを獲得する確率は高まる。ウイルス娘に聞かせたい話だ。
男脳と女脳の違いで、恋愛の記憶方式でいうと男は別フォルダ保存だが、女は上書き保存だ、という話もこの本にでてくる。
恋愛の「恋」は相手のいいところに惹かれることで、「愛」は相手の悪いところでも受け入れられること、とすると恋愛した瞬間、人間の脳は客観的判断ができなくなってしまう。理性的になるために著者は知性を高め、経験を積んで自分をみがくことを奨励する。その延長線上に英国のコモンセンスの例が出てくるのだろう。
失敗の「反省」では足りない。「後悔」がないと失敗を止められないという。多くの失恋の経験がその人を高めていく、、、全然もてなくても、もてたいと努力すれば、仮に最後までもてなくても哲学者ぐらいにはなれるよ、てことかな。
内容はともかく、いろんな解釈を考えるには面白い本かな。
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