くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

実習生調査

2019年02月07日 | Weblog

■あと2日しかないのでニャチャン大学訪問は明日にして今日はブログの整理にあてた。ティン君は今日から仕事。

午前中に、奥さんのリュウの友達らしい若い奥さんが1歳の子供を連れてきた。リュウがお年玉を渡しているのを見て、僕もお年玉をわたす。次にフック君家族が来た。フック君は何度もハノイに来ている。聞いてみると彼の出身はバクザンだという。じゃあハノイ人だ。それでもニャチャン、というところを聞くとここで教職を得たことがメインのようだ。ニャチャンには日本語科の他20学科ほどあり、2万4,5千人の学生がいて以前は海洋学大学とかの名でベトナムトップの漁業海産研究機関とのこと。

ニャチャンに関してエルシンがダラットを欧米的気候の地と言っていたことや日本の農業専門家が日本の2倍の価格でイチゴ栽培をしていることなどを話すと、ダラットは1日に4季を体感する特殊な気候だという。それじゃあ砂漠とおんなじじゃん!とにかく行く価値があるところだという。次はダラットだ。

ティン君帰宅後、夜は彼の職場の連中がまた来た。またまた食事会。職場で長くいる人が少ない。1年でみな職場を変わっていくという。ニャチャン大のバイク工学を終了したというヒウ君が日本語を勉強したいという。別れ際に僕の名刺を渡した。ベトナムでは大卒が専門とは関係なく、このように工事現場で働かなくてはいけない。福井の自動車修理業に実習生を紹介した事が頭をよぎる。会社が長期の労働者に技術指導したいと思えばエンジニアとして紹介することもできると思ったからだ。労働者に経済的負担なく人材移転できる仕組みを作ることが決め手だ。日本語ができさえすれば働らける、、、なら日本語科有利だが、、日本企業が要求するのは安価な労働力。

実習生は中間搾取を把握できないで雇用する企業と情報不足で過大な負担を背負ったまま送り出される被害者のような実習生の問題は研修生から実習生に代わって10年。安定したのではないか?しかし、ニーズは製造からサービス業に移っている。介護と日本語学校留学で支えられる量ではないだろう。特定活動はどれほど機能するか。これから勉強しないと、、、。逃亡に関しては労働目的の移民型、に対して逃亡目的は難民型と考えてはどうか、、前者は送り出し側の責任、後者は受け入れ側の責任とするべきかも(瑕疵担保責任的に)、、考え出すときりがない。

ディン君に僕の実習生帰国後のフォローアップ調査計画を話す。考えてみるとの返事。、、伝わってないのかも、、。

 

コメント
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