くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

僕の浦島太郎論

2018年06月28日 | Weblog

■明日願書提出するというメールに学校から返事が来て9時ころに来てくれるとエリアスタディ担当教授を紹介するという。

家主のツウさんのバイクでノータリパブリックの事務所に連れて行ってもらい、卒業証書2通、ベトナム語クラス終了証とその成績証の認証をしてもらう。といってもそこで170Kd払って帰宅後、午後に家に書類を届けてくれることになっている。

帰宅し、トンの屋台でツウさんといろいろ話し、部屋で出願準備。なんとか入学希望理由の英文エッセイ(500-1000字)を仕上げる。出願理由といってもあまり書くことないので、思い切って僕の「浦島太郎」論を展開することにした。どうせ出願者は似たり寄ったりのことを書くだろうから特に目立って存在感をアピールしてやろうと思ったからだ。

浦島太郎が助けた亀に乗って竜宮城に行き乙姫様と結婚するという話はかなり最近子供の説話用にアレンジされて作られたようで、結婚生活は省略され、助けた亀の恩返しという説話風になっている。問題は玉手箱を開けたらタイムスリップが起きたところをどう説明するか。ここはホイアン長崎間の朱印船貿易がキリスト教が入るのを嫌う徳川幕府によって禁止され、以来日本の200年にわたる鎖国が始まった話に置き換えた。そしてこの間に日本固有の排他的文化が形成されたのだという僕の持論を入れて。古の日越交流を考えることは日本文化のタイムトリップ体験でベトナムに来て日本に帰れなくなった日本人をしのぶことは興味深い、、という筋にした。

ベトナム語学習には学生が日本語を話すこの学校がいいし、ベトナム文化を学ぶことはもとより、外国で日本を学ぶことの大切さは10年の米国留学で自覚したことなのでこのエリアスタディを選んだこと。行政書士事務所を20年して、ベトナム留学生や実習生に日本語を教えたり助けたりしたからこの学校の日本で働く学生に何か貢献できるといいと思っている。そして、最後にタイムズシティを訪れた時の驚きと、アメリカの資本主義で考えられないこの社会主義国の独占企業の実態を知り、想定不能なベトナムの発展をこの目で確かめてみたい。それが僕の学習の目標だ。、、、という内容にした(やっと500語)。

夕刻になっていたが、履歴書も仕上げ、マイジック街のコピー店でコピーして来る。やっと全部終わった。やっと気持ちが落ち着く。ひと眠りし、夜、書類を全部整理して、学校までのバスルートを確認して床に就く。

 

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