くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

彼もそうだったか、、。

2018年06月18日 | Weblog

○週末の最後の授業のあと、後ろの席のT君から抗議をうけた。僕がこのブログに彼の個人情報を書いてあるのがけしからん消してくれ!というのだ。すこし驚いたが、見てくれているというのなら僕の正直な気持ちが伝わるということなので悪い気持ちはしない「いいよ」と言ってそういえば先日あんまり彼の愛想が悪いので気に入らないということを書きすぎたかな、、そこは消しておこう、と思った。

夜、彼から長いメッセージが届いた。要するになぜ僕を嫌っているか、ということが書いてある。友人に僕のブログに彼の受講態度がわるいこと、クラスになじまないことなどが書いてあることを知らされて、心配されたがそれは困るから彼の素性が推測されるような一切の個人情報を直ちに消してくれ!それは違法だ!という内容。僕と一緒にクラスでロールプレイすることは高齢者の介護と同じでやりたくない。など、気分の悪くなるようなメッセージなので改めて、彼の自己中心的な論理や授業態度には賛成できないこと、ブログに反論したければ自分もブログで反論すればいいことで、それは「個人情報」でもなんでもないよ、という内容を返した。すると、その返事が、、、。

要するに僕の意見はすべて主観で彼の意見は客観である。僕の法律知識は間違いだ。僕を知る者は皆僕を嫌っている、、等々。驚いたが、、そうだったのか、彼もヒョンヘと同じアスペルガーだったのかとやっと気づいた。やっと彼の行動のすべてに納得がいった。ならば、対応は決まった。一切無視にかぎる。

それまで本当に気が付かず、もう少しで喧嘩になるところだった。危ない危ない。

親や学校はどこまで把握しているのか?国外にだせば少し位強い個性とぐらいに受け止められて良い結果に、、なんて思っているなら大違い。ただでさえ理解者がすくないシンドロームなのに、、。本人は他人の心が読めないが、他人側は知らなければ喧嘩を売られたとしか思わない。若い留学生にとって冷静に対応することは非常に難しい。昔アルツハイマー専門医の佐々木先生に認知症患者の対応を聞いたとき、大事な仕事はさせないことと言われたことを思い出した。最初からわかっていたヒョンヘは全く逆の人懐っこい性格にみえる点でも対応は違ってくる。留学生活には思いもよらぬ危険があるという実例だった。

コメント
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