■づーと気になっていた問題、いつ、iPhone5に機種変更するかという問題、は意外な展開で一応解決の運びとなった。モバイルWiFiルーターを紛失したのである。一見携帯と見間違えるサイズだから置き忘れしやすいがiPhoneみたいに紛失したらネットでGPSで地図上で位置確認して、機能停止や回収依頼メッセージを残す、といった洒落たことはできない。紛失したら最後、ぼくんちみたいにネット回線をこのモバイル接続だけの環境に頼っていたら一切インターネットができないという最悪の状態に陥る。
自宅も勤務先も車のシートの下もくまなく探したが出てこない。仕事していた時にあったのに帰宅して家で気づいて探したがない。もちろんiPhoneでキー入力もネット検索も支障ないが、僕にとってネットが使えないPC環境はきつい。半日これでつぶれたてしまい、このままでは今後のスケジュールに支障が出る。この機会にiPhone5に機種変更しようと思った。
すぐ販売店に行ってその旨伝えた。そこで、もしiPhone5にするとLTEが使えるがディザリングは相当に遅くなり、電池の減りが激しいらしい。スマホとノートの二刀流免許皆伝を志す身にとっては受け入れがたい環境である。「ちょっと待ってください。聞いてきます」と販売員が奥に行った。
説明によると新型４Gモバイルルーターに変更すると料金的にもそんなに変わらないという。6ヶ月分の機種料金が残っているが、1万ぐらいの違約金は免除する、というので気持ちは決まった。今までの繋がりにくい３Gルーターが高速になるというのはいい。iPhone5Sが9月頃出るという話もあるがディザリングが進化するかどうかはわからない。うわさの４Gスピードを体感してみたい。旧機種の裏にWEP番号が貼り付けてあるので拾われると使われてしまうからすぐに抹消手続きをして新機種を入手。その場でノートPCに接続設定した。すぐに接続した。確かに早い！
仕事場で普段は電波が弱いのでルーターだけ受信状態の良さそうな玄関口の下駄箱の靴の中に入れて使っていた。iPhone内蔵型ディザリングでこんな芸当はできない。でも新型は机の上に置いて仕事用PCと個人PCとiPhone3台が同時に瞬時につながるので感動。
僕たち県の個人情報を扱う仕事では職場のネット環境とも接続できないPCを使わなければならない状態にあるのでネットの不正使用のリスクは個人責任となる。しかし、ネット環境にないPCは更新ができないのでネット接続時に感染しやすくむしろ個人情報漏えいのリスクが高まる。こんな古くさいセキュリティルールはもう今は何の意味もないという時代なのだ。ネットクラウドで職場のPCの個人データを出張先でiPhoneでチェックできる。無償でプライベート利用することに何の障害もない。セキュリティ管理者にとっては悩み多き時代だ。
そして、「案の定」すぐに紛失したはずの旧ルータが車の中で見つかった。それもシートの上で新聞紙に隠れて、、。シートの下ばかり探していたのに、、。
「案の定」、、人生そんなもんだわさ。
