上)男爵(左)とメークイン(右)
下)アンデス赤(左)とデジマ(右)
やっぱり豊作はうれしいものだ
ことしのジャガイモは絶好調で豊作であった。6月13日に男爵、15日にメークイン、25日にアンデス赤とデジマを掘り出した。
アンデス赤とデジマは昨秋に収穫したのを種イモとして使っている。そのためほかの2種類と比べて出芽が遅れ、収穫も遅れる。いつものことである。
豊作なのは掘り出しているとすぐにわかる。これも長年の経験だ。それに貯蔵する容器はいつも同じものだから、その容器にどれくらい入るかで、収量がすぐにわかるというわけである。
サイズは大小あるが、豊作はサイズがそろうことである。握りこぶしぐらいの大きさのものがかなりの量を占めることになる。これは見ていても気持ちがいいもので、豊作の喜びを味わう。各1キロの種イモでこれだけの量が収穫できるのだから。
ところが知りあいの農家の方から今年は不作だという。こういうことはよくある。我が菜園が豊作で、農家が不作だというのが。同じ地区なのにどうしてこんなことが起きるのか。
昨年も豊作だった。ところが半月を過ぎたあたり、貯蔵している物置から異様な臭いが。見ると多くが腐っている。初めて見る光景だ。唖然としたといって過言ではない。まるで伝染病のように次々と腐っていく。あわてて腐敗しているものを取り除いた。全滅を覚悟したが、なんとが秋ジャガが取れるまでの量は確保できた。軟腐病らしい。
昨年はタマネギも同じ軟腐病にかなりの数が被害を受けた。狭い物置はタマネギとジャガイモの腐敗臭で満ちた。
この経験があるから、タマネギもジャガイモも貯蔵いているいま、その状態が気がかりだ。いまのところ症状はなく安心している。
アンデス赤とデジマは、収穫したものを秋ジャガの種イモにする。分割すると種イモが腐ってしまうから、分割する必要のない丸のままがいい。40から50グラムの小さいものがよく、これをある程度は確保したいのだが、ことしは出来がいいものだから少ない。思わぬところで困っている。
今秋の秋ジャガに使う種イモ
いま我が家の物置は毎年そうだが、タマネギとジャガイモに占領されて、足の踏み場もない。
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