30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

エダマメ専用種から大豆ができた、あたりまえか

2020-08-17 | エダマメ

莢を一つひとつ割って実を取り出した

ことしは大豆を、枝豆専用種と大豆専用種で作っている。まずは8月16日に枝豆専用種から大豆を収穫できた。

枝豆はエダマメを食べて完結してきた。ことしはエダマメを作りすぎた。かなり無理して食べたのだが、到底食べきれないので一部を大豆にすることにした。

ことし作った3種のエダマメー湯あがり娘(カネコ種苗)、おつな姫(サカタのタネ)、恋姫(雪印種苗)のうち、一部を大豆にしたのは前の2つ。

大豆を作るのは菜園歴30数年ではじめてのことだけに勝手がわからない。70歳を過ぎても新しい知識を得ることは楽しい。初歩的な疑問としてエダマメ専用種から大豆ができるのだろうか。とにかくやってみることにした。やってみないことにはわからない。

枝豆は大豆になった。枝豆は大豆なんだから当たり前だろうといわれてしまうのだが、はじめてだけに疑心暗鬼であった、お恥ずかしい話。

サヤから実を取り出すのは、少量だからと一つひとつサヤを割って取り出した。作業は朝にした。朝露でサヤが湿っていて割りずらかった。これは思いのほか手間がかかった。それでもやり切った。

反省ーサヤをすっかり乾燥させ、夕方にサヤを割ったほうが効率がいい。

豆の出来具合である・・・。
まず湯あがり娘。大豆は表面がつるつるすべすべだが、こちらはしわが多かった。いいできではなかった。知り合いの農家に見せたら、それでも食べるのには問題ないという。

次はおつな姫。茶豆ということで表面の色は茶色。まずまずの出来かなといったところ。こちらは一応合格かなと自画自賛。

今回が初めてだけに戸惑うことが多かった。収穫するタイミング、サヤから実を取り出す方法などがこれからの課題となった。

つぎは大豆専用種の話。
タネは7月15日にまいた、いま140本ほど育てている。8月中旬に本葉が5枚になったところで摘心したばかり。

大豆栽培ははじめてだけにいろいろ調べた。参考になったのが農林水産省の「国産大豆の品種特性」。大豆は数えきれないほどの品種があることは知っていたが、代表的品種を選んでその特性を記している。大豆にも豆腐、納豆、煮豆、味噌に適した品種があることをはじめて知った。なるほどねと感心しながら見ていた。

いま育てている大豆専用種のタネは、知り合いの農家からいただいた「味噌豆」。これで味噌を作っているというから味噌に適した品種なのだろう。品種名を尋ねたところ昔から「味噌豆」といっているだけでわからないという。

わたくしの好みは煮豆である。住んでいる千葉県で煮豆に適した品種は何なのか。千葉県のホームページに出ていた
「千葉県では、タチナガハ、サチユタカ、フクユタカの3品種を奨励品種にしています。それぞれの特性を確認し、経営規模や作業体系、販売目的を考慮し、品種選定を行います」とあった。

来年は煮豆に適したタチナガハを育てようと思っている。タネ大豆を買う店もネットで見つけた。

はじめての大豆栽培だけに楽しくおもしろいと遊んでいる。ちょっとしたことで新しい興味が出てくる。老いた脳みその刺激にもなる。大豆はまだまだ調べなければならないことがあるだけにそれを楽しもうと思う。


      
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