30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

日光-明智平~半月山~阿世潟(2-2)

2013-10-31 | 登山

↑半月山展望台から見る八丁出島、遊覧船が行き交う

↓阿世潟からの湖畔の道、八丁出島の西側の紅葉


山行日 2013年10月28日(月)日帰り
天気 快晴
山域 奥日光
メンバー 単独
コース&タイム
我孫子駅4:43=5:05北千住5:15=東武動物公園乗換、栃木乗換=7:36東武日光駅7:41(バス)=8:20明智平8:25-8:35明智平展望台8:50-10:08明智平分岐-10:30中禅寺湖スカイライン手前の展望台10:45ー11:14中禅寺湖展望大11:21ー12:03半月山-12:13半月山展望台12:40-13:38阿世潟峠-13:54阿世潟-15:10中禅寺温泉バス停15:25=16:35東武日光駅=北千住駅=我孫子駅


明智平~半月山~阿世潟(2-1)の続き

半月山の山頂を後にして、半月山展望台へ向かう。

その展望台から眺める八丁出島の紅葉に期待している。というのも、紅葉シーズンになると八丁出島の紅葉のすばらしさがよくテレビで取り上げられる。明智平からの眺めとともに、この八丁出島の紅葉もこの目で見たかった。

半月山から展望台までは10分ほどだ。
展望台は登山者と観光客で混雑していた。観光客がいるのは、中禅寺湖スカイラインの駐車場からここまで手軽に来ることができるからだ。それに展望台そのものが狭いからなおさらだ。

真下に八丁出島を見下ろすことができる。よく見えるのは左隅からでそこが特等席になる。だれもが八丁出島にカメラを向けている。わたしなんか前の人の頭越し、肩越しに撮っている。やっと場所を譲ってくれて、一番前の特等席から写すことができた。

いまひとつ鮮やかさが足りないように感じだ。もう遅いのか、それともまだ早いのかよくわからない。それでも見とれた。ずっとカメラを向けていた。つぎつぎと遊覧船がやってくる。八丁出島の紅葉と青い湖に浮かぶ白い遊覧船、皆さんはどうもそれを狙っている。わたしもそれに倣った。

ここで昼飯を食べようと考えていたのだが、景色を見るのに夢中になって、気が付いたらすでにもう30分ほどいる。こりゃ大変だとご飯は5分足らずで食べる始末だ。





八丁出島ばかりに気を取られていたが、周囲の山並みもなかなかのものである。

 

そろそろ先へ進もう。半月峠には12時55分に着いた。帰りのバス渋滞も気になる。ここから下山しようか。いや、阿世潟まで行こう。この時点で社山まで行くのはあきらめた。



阿世潟峠に向かって下りていくと社山がしだいに大きくなる。いい姿だ。やっぱりこの山は登らなければならない。来年に社山から黒檜岳を経て千手ケ浜に抜けよう。これで決まりだ。



阿世潟峠は13時38分。ここから社山を往復すると2時間かかる。行きたいような、行きたくないような。やっぱりきょうは無理だ。



峠から阿世潟に向けて下山開始。予定よりだいぶ時間オーバーしている。それだけたっぷりと紅葉の景色を堪能してしまった。
ここから阿世潟まで飛ばした。すぐに阿世潟で湖が見えてきた。その手前あたり一面、黄葉が日の光を透してキラキラ輝いている。まぶしい。ミズナラ?の純林が広がっていた。ここから湖畔の歩きとなる。

この湖畔の道の紅葉がじつにすばらしい。いまが真っ盛りだった。ずっと「黄葉」の道が続く。金色の光が満ちていた。それを全身でうけて歩く。いやあ、この道はよかった。稜線からは紅葉の景色を見下ろして楽しんでいたが、ここからは黄葉に包まれて歩く。言葉ではあらわせないこの幸福感というのか、心に静かに満ちてくるものがある。
ほとんど一人ぼっちの山歩きばかりだが、この道は心許せる人と歩きたいと思わせる。きっと手をつないでしまうだろうな。

半月山展望台から見下ろした八丁出島を左に見る。西側はちょうど西日をうけて輝いていた。

 八丁出島の東側はこの時間になると影になる。 

イタリア大使館別荘記念公園。阿世潟からここまでの一時間の道は、山の紅葉にはうるさいわたしでも感激した。こんないい思いをしてはバチがあたるかなと、それはそれはうれしかった。すばらしい紅葉の道だった。



この公園の、湖に突き出た桟橋から最後の一枚。

15時10分に中禅寺温泉バス停。歩きはじめてから約7時間だ。下山は急いだから、ほぼ予定通りに着いた。日光駅行きのバスはタイミングよく来た。湯本からのバスはすでに満員状態。補助椅子に座れた。いろは坂の渋滞は心配したほどでもなかった。しかし、いろは坂を下りてからが渋滞で、なかなか駅に着かない。車内のアナウンスは4カ国語で行われている。さすがに世界遺産の街である。

駅前で「ゆば揚げまんじゅう」を食べ、ビールとチュウハイを買って電車に乗り込んだ。両刀遣いなのである。思いのほかたっぷりと紅葉を楽しむことができた。湖畔の金色に輝く道はよかった。ご機嫌である。


    

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