「クランフォード」シーズン1全5話を観終わりました。
19世紀のイギリスの片田舎"クランフォード"では、女たちが昔ながらの生活と規律を守り、平穏な暮らしをしていた。
その町が3組の新しい住人を迎える。
メアリーは継母との不仲が原因でマンチェスターからクランフォードの住人デボラとマチルダ姉妹のもとに身を寄せる。
ロンドンからやって来た新人医師ハリソンは初めての手術で町の人から思いがけない親切を受ける。
退役したブラウン大尉は娘の療養の為に越してきたのだが、彼の不在中、娘が死んでしまう。
その葬式のために規律に厳格なデボラは大きな決断をすることになる・・・・。
田舎町のおばさんたちが主人公?!
退屈そうなドラマだな~と思いながら、試しに見始めたら、これが予想外に面白い!!
平和で保守的な小さな村で起きる、小さな事件。
それが、少しずつ住民たちの意識を変えてゆく・・・
恋愛、病気、戦争、貧困、経済破綻、近代化・・・
現代社会にも通じる諸問題がさりげなく散りばめられて、なかなか奥が深いドラマでした。
原作、作家エリザベス・ギャスケルの名作「女だけの町」。
オスカー女優ジュディ・デンチほか、多くの英国映画、ドラマに出演している名優達が豪華共演。
テレビドラマ賞14冠を獲得。
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