池袋駅西口から徒歩10分程の所に立教大学があります。
正門の両側には樹齢100年、高さ30メートルを越える2本の『ヒマラヤ杉』が立っています。
ちなみに『ヒマラヤ杉』は、スギではなくマツ科の樹木で学名「Cedrus deodara」。
『deodara』は神の宿る木を表すそうです。
正門の上にはクリスマス飾りが取り付けられて聖なる夜を迎える準備は万端なようです。
正面に見える本館(1号館)は米国聖公会宣教師モリス氏の寄付によって建てられたことから「モリス館」とも呼ばれています。
中央時計台の時計はイギリスの大時計ビックベンと同じデント社製で直径90cm。
動力は分銅式で、今でも3~4日に一度、手で巻かれているそうです。
ツタの絡まる赤煉瓦の校舎は「フランス積み」と呼ばれる一段に長手面と小口面が交互に並ぶ組積法で構築されていて東京都の歴史的建造物に指定されています。
そんな校舎の前のヒマラヤ杉がこの時期になると赤・青・黄・緑、そしてクリアの電球で光り輝きます。
夜空に映える巨大なクリスマスツリー!!
気品に満ちた暖かい光はキリスト教の大学ならではの落ち着きを感じさせます。
※新型コロナウイルス感染症予防のためキャンパス内は許可なく入構は出来ません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます