・ 風光る輝きの中蛸フエリー
・ こどもの日人影なしや蛸フエリー
・ 大橋を行き交う船や夏の海
・ 黒鯛(ちぬ)釣りに漣のなか浮木沈む
・ 夏きざす仕掛け錘に蛸当り
明石海峡大橋のみえる海岸線が我が漁場です。
いよいよ魚達も活性化して、天気がよければ毎日のように釣り場へ早朝出勤です。
今の時期、浮木釣りではメバル、セイゴ・ハネ(すずきの幼魚)、海タナゴ、チヌ。投げ釣りではシンコ(アイナメの幼魚)、ベラ、キス、鰈、時に蛸も狙います。いずれも超美味で魚屋いらず、豊かな播磨灘の幸に感謝です。
浜風良し、釣って良し、食べて良し、前夜の仕掛け作りも又楽しです。 作戦通りの仕掛けで釣果があれば最高です。釣り師にとっていよいよベストシーズン到来です。
明石港と淡路岩屋港を繋ぐ連絡船は蛸フエリーと呼ばれています。
大橋を渡る高速道料金があまりにも高い(普通車で2250円)のでこのフエリーで通う車や人(大人@400円)が多く、海上20分ですが船に乗るとちょっとした旅行気分も味わえるので根強い人気があります。
ところが最近ETC割引のおかげで休日は淡路島に渡る人は増えたもののこのフエリーがガラガラ。 連絡船ですので客がいてもいなくても24時間定刻に運行されていますがこの船会社も倒産するのではと危惧しています。倒産した頃にETC割引制度が終了ともなると淡路に渡る人は激減、淡路で生活する人たちにとっては死活問題と思います。又淡路からの日頃の買い物客で明石の町もそこそこ賑わっていますがこの町も活気がなくなることでしょう。 なんとも理不尽な緊急対策です。
先のこどもの日、ETC割引のお陰で大橋は大渋滞でしたがフエリーには乗客の影がありませんでした。
・ こどもの日人影なしや蛸フエリー
・ 大橋を行き交う船や夏の海
・ 黒鯛(ちぬ)釣りに漣のなか浮木沈む
・ 夏きざす仕掛け錘に蛸当り
明石海峡大橋のみえる海岸線が我が漁場です。
いよいよ魚達も活性化して、天気がよければ毎日のように釣り場へ早朝出勤です。
今の時期、浮木釣りではメバル、セイゴ・ハネ(すずきの幼魚)、海タナゴ、チヌ。投げ釣りではシンコ(アイナメの幼魚)、ベラ、キス、鰈、時に蛸も狙います。いずれも超美味で魚屋いらず、豊かな播磨灘の幸に感謝です。
浜風良し、釣って良し、食べて良し、前夜の仕掛け作りも又楽しです。 作戦通りの仕掛けで釣果があれば最高です。釣り師にとっていよいよベストシーズン到来です。
明石港と淡路岩屋港を繋ぐ連絡船は蛸フエリーと呼ばれています。
大橋を渡る高速道料金があまりにも高い(普通車で2250円)のでこのフエリーで通う車や人(大人@400円)が多く、海上20分ですが船に乗るとちょっとした旅行気分も味わえるので根強い人気があります。
ところが最近ETC割引のおかげで休日は淡路島に渡る人は増えたもののこのフエリーがガラガラ。 連絡船ですので客がいてもいなくても24時間定刻に運行されていますがこの船会社も倒産するのではと危惧しています。倒産した頃にETC割引制度が終了ともなると淡路に渡る人は激減、淡路で生活する人たちにとっては死活問題と思います。又淡路からの日頃の買い物客で明石の町もそこそこ賑わっていますがこの町も活気がなくなることでしょう。 なんとも理不尽な緊急対策です。
先のこどもの日、ETC割引のお陰で大橋は大渋滞でしたがフエリーには乗客の影がありませんでした。
これから日毎に気温が上がって来ますと、魚は益々活性化し食いがたって来ますね。もうじき
、産卵前後の、のっこみも始まるのではないでしょうか?朝まずめの静かなさざ波に、浮木が
小気味良く入って行き、まさに釣りの醍醐味、あたりの瞬間が見えるようで素敵な釣りの句ですね!。
尚、僭越ながら漢字で「黒鯛」と書いて「ちぬ」と読ませるのは、お気持ちは分かりますが、少し無理があるように思います。漢字で表記すれば「茅渟」と書く、あるいは平仮名で「ちぬ釣り」とされたほうが俳句という文学上、納得性があると思います。
☆夏きざす仕掛け錘に蛸当る
本来蛸の仕掛けは独特で、釣ると言うより「乗る」という表現が相応しいのですが、蛸が間違えて錘に乗ってくる(餌と間違えて捕まえにくる)事は良くありますね。あまり引きがないのに、仕掛けがじんわり重くなって来てわかるよです。しかし外道にしては、明石の蛸ですから美味しくて歓迎ですね!。夏の釣りならではの光景がとても良く窺えて素敵です
=他の会員諸氏の為に注釈=
食いがたつ・・魚がよく餌を食う・・釣れる事。
のっこみ・・魚の産卵前後は栄養補給の為荒食いをする。その時季の事。
朝まずめ・・魚は朝夕の潮の動きの時に食いがたつ。その時間の事。
外道・・ここでは目的のもの以外に釣れる魚。
光芒子様
蛸フェリーの後書きも拝見致しました。定期連絡船に乗る場合は観光目的ではなく、電車、バスと同じ生活手段としての場合が多いい訳ですから公共性もあり是非残して欲しいものですね。、
前に光芒子様に活きた蛸をいただいたことがあります。大変美味でした。錘を仕掛け蛸釣りに一心になっておられる光芒子様の姿が目に見えるような句と思います。「蛸当たる」は、経験者から出てくる言葉だと思います。
ー光芒子さんの嬉しそうな笑顔が目に浮かぶようです。文章も楽しそうに書かれていますね。そんな雰囲気を感じる句です。写真もいですよ。フェリーは残したいですね。
この句には作者の暖かい眼が蛸フェリーにかけれれているのがよく分かります。本来なら子供の日には賑わうはずなのに厳しい現実に、ため息が聞こえてきそうです。佳句です。
夏きざす仕掛け錘に蛸当り
夏めいてきて海水温度も上がってきたのか、当たりが感じあれるようになってきた。さて仕掛け錘は蛸釣りようなのか、他の魚の物なのか。俳句としては他の魚ようの仕掛けに蛸がかかった方が面白いのですが。俳諧味のある面白い句です。(?)
懇切丁寧な解説付きコメントを有難うございます。
「ちぬ釣り」としたほうが良かったのですね。実は私自身釣りをするまでは黒鯛のことを「ちぬ」と呼ぶとは知らなかったものですからつい黒鯛(ちぬ)と表記しました。
それにしてもたろうさまは釣りの事もお詳しいですね。 ご指摘のように「蛸」は全く引きがなく単に重いだけ。蛸つりは赤青黄色のビニールの吹流しのようなものを錘に巻きつけ遠投しじんわり引いてきます。途中で蛸が抱き着いてきて重くなります。このとき思いっきりしゃくり針に掛けますが糸が弛むと逃げてしまうので休まず定速で巻き続けねばなりません。吊り上げるにはかなりの熟練の技が必要ですし、蛸つりは手元にくるビビビッとした感触を楽しめないのであまりやりませんが食べたい一心で、時に蛸専門で狙います。
明石の浜では蛸の丸干しの風景を見かけますがまさに夏の風物詩です。ビールのつまみに最高です。
蛸の句にコメント有難うございます。
「蛸当たる」はたろう様ご指摘のように「乗っかる」という感じです。
明石海峡の蛸も随分少なくなりました。シーズンにはまさに湧くように獲れたものです。
東二見の友人の漁師からの蛸情報を心待ちしています。
チヌの句に嬉しいコメント有難うございます。
蛸フエリーの写真を画像欄に掲載しました。
なんとも可愛らしい船です。
拙句に温かいコメント有難うございます。
海峡フエリーはいつもはガラガラでも休日は結構賑わいます。 また連休ともなると長蛇の列で乗船するのに1時間、2時間待ちもあたりまえでしたがこの連休は全くアウトやったみたいです。 ゴールデンウイークに若いカップルの姿なく、子供の声が聞こえないのは船員さんも寂しいことでしょうね。
この時の蛸はまさに外道、アイナメを狙って投げた仕掛けに蛸が乗ったようです。そろりそろり慎重に引き寄せましたが足元まで姿をみせてバレました。残念!逃げた魚はでかいものですがよくあるパターンです。
真夏には又彼の漁船で蛸獲りににでかけましょう。
皆さんの書き込みを読んで、この句の下五句の意味と、「当り」という言葉を使うのが分かってきました。海底の見えない仕掛に、引っ掛かっているのが、本物か外道かの見分けがつくとは本当なんでしょうね。ゆらぎさんがアクアラングで海の底に潜ってみたいとしきりに言っておられます。蛸なら素手で掴むことが出来るのでしょうか?
蛸の句にコメントを有難うございます。
見えない糸の先にかかっている獲物の正体を見極めるまでの間は釣り人にとってワクワクする瞬間です。 竿に来る感触は楽しみたいけど早く何かを確かめたいしバラしてなるものかと、リールを巻く腕にも力が入ります。
概してハネやハマチなどの回遊魚はよく逃げ回りますし、海底のガシラやベラ、鰈はスーッと上がってくるので感触で大体何が釣れたか想像はつきます。
いずれにしろ思わぬ大物を釣りあげた時の喜びは何物にも変えがたく忘れがたく、釣れなくても釣れなくても”ひょっとして”の期待感で又いきたくなるものです。