草若葉

シニアの俳句日記
 ~日々の俳句あり俳句談義あり、そして
折々の句会も

今日の俳句 / 三月 (九分九厘)

2008-03-03 | Weblog
春風邪のくしゃみに薄い桜紙
あり余る病気のほかに春の風邪

税金の少し減りたる二月尽
うるふ月増えた一日何をした?

三月や旅に行きたい話だけ
三月や入試問題解いてみる
何ごとも中途半端の三月かな

風邪気は逃げて行ってしまったが、相変わらず炬燵から離れることができないようだ。確定申告はいつもの郵送で済ませた。来年からはゆらぎさん御推奨の、ネット経由でやってみましょう。
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8 コメント

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楽しい句ですね (ゆらぎ)
2008-03-04 09:01:14
うるふ月増えた一日何をした?
 一日増えたのを失念していて、私はちょっとした失敗をしまし た。でもおまけを貰ったと思えば、いいですよね。
三月や旅に行きたい話だけ
 雰囲気、わかります。誰かさんに、誘われてばかり。酒の話に、色の話もしたいのにねえ!

 みんなお遊びの感覚に溢れて、楽しませていただきました。
サンキュー!
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好きな句 (自由人)
2008-03-04 10:40:48
春風邪のくしゃみに薄い桜紙

あり余る病気のほかに春の風邪

ティッシュを桜紙とはさすがに俳人ですね。春の風邪は花粉症と紛らわしくやっかいなものですね。諧謔味に溢れた句を楽しませていただきました。

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御礼 (九分九厘)
2008-03-04 20:19:37
ゆらぎ様
 写生らしき機会に此のところ恵まれなくて、炬燵に入ってもっぱら頭の中で楽しむ俳句になってきます。楽しんでいると季語が邪魔になってきて、川柳にだんだん近くなってきます。どこら辺でまでが俳句なのか、よくわからないわけですが、ともかく楽しければ良いとしましょう。
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御礼 (九分九厘)
2008-03-04 20:28:16
自由人様
 コメントを有難うございました。とてつもないインフルエンザが流行ると聞いているのですが、当面はまだまだのようですね。
そろそろ桜の季節を迎えますね!
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好きな句ほか、コメント (かつらたろう)
2008-03-04 22:26:10
☆春風邪のくしゃみに薄い桜紙
昨年と違って、本当に長い寒の戻りでしたね。雪もよく降り、立春後、何回目と数えていましたが途中で止めてしまいました。寒さの苦手な小生に取りまして、ようやく逃げ切ったという思いです。寒さがゆるんでも今度は花粉症なども出てきますから用心が必要ですね。くしゃみ風邪に桜紙とは又、風流ですね~!
☆三月や旅に行きたい話だけ
お気持ち、とても大共感です。寒さが和らぐと共に閉ざしていた気持ちも緩み、うずうずしてきますね!毎年、阪急梅田駅の、コンコースにもう間もなくしますと「♪何処かで春が~♪」の曲がB・G・Mで流されますが、そのまま電車に乗って出かけてしまいたいほどの衝動に駆られます。取り敢えずは、菫咲く「宝塚」なども好いものですよ。
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御礼 (九分九厘)
2008-03-05 21:24:39
かつらたろう様
 コメントありがとうございました。そろそろ階段を上るように暖かくなるそうです。本来夏の暑いことより、寒い方が好きなのですので、夏になると今度は寒い方がいいと言い出すのでしょう。桜が咲くとき宝塚もいいですね。六甲山の芦有道路から宝塚の方に下りて行って、宝塚ゴルフカントリーによく行ったものです。帰りは逆瀬川を伝って宝塚に下りる。このあたりは阪神間の優雅な文化を残しているところです。近くに競馬場もありましたね!
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好きな句 (百鬼)
2008-03-06 21:10:27
春風邪のくしゃみに薄い桜紙
あり余る病気のほかに春の風邪

ご無沙汰しております。春の風邪っぴきは、ちょっと憂鬱ですね。だいたい昼間暖かなので薄着になって外を飛び回っていたりして、夕方寒くなるためでしょうが、狭山茶〔混ぜ物なし〕でも送りますので早く回復してください。
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御礼 (九分九厘)
2008-03-07 20:10:31
百鬼様
 お気づかいまことにありがとうございます。春の風邪を季題にした句が江戸時代にあるか調べてみましたが、どうも見当たりません。春風邪なんか話の種にならなかったのかも知れません。子規は句を作っていますから、近代以降の季題なのかも知れません。
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