工事が完成し安全な通行が確保された町道稲原道成寺1号線
印南町が平成24年年度から進めていた町道稲原道成寺1号線改良工事が8年の歳月をかけてこのほど完成した。生活道として利便性が向上、地元民らは完成を喜んでいる。総事業費は約3億8000万円。
同工事は立石地内を通る延長729メートルで実施。国の社会資本総合整備交付金(補助率54・5%)を活用し取り組み、既設町道を幅員3メートルから4メートルに拡幅した。平成24年度で測量設計、25年度に用地購入、工事に着手。8年の歳月をかけてこのほど全工事が完了、供用が始まった。
同線は地元民の生活道で国道425号の迂回路でもあり、大地震などの災害時には隣接の日高川町とをつなぐ輸送路としての役割も大きいが、幅員が狭く車の対向が困難で早期改善が望まれていた。今回の改良で車両のスムーズで安全な通行が確保された。
総事業費は3億7900万8000円。内訳は工事費が2億8708万3000円、補償費6167万4000円、用地購入費1314万9000円、測量設計費1258万9000円。
施工業者は次の通り。
(有)杉本組=西ノ地、杉本憲昭代表=▽(株)坂井家起こし=印南原、坂井志行代表=▽和興建設(株)=日高川町、山本雅弘代表=▽竹中建設(株)=西ノ地、竹中勝代表=▽(株)千代徳組=印南、久堀徳次代表=▽田之上組=山口、田之上欣睦代表=▽(株)第一テック印南支店=印南、天倉嘉久支店長=▽(有)新紀建設=古井、竹村寧倶代表=。
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