今日も昨日に引き続いて雨の朝になりました。
この数日は雨が降っていましたので畑には出ていないのですが家内曰く「草が凄い事になっています・・・」と(笑)
まあそうでしょう高温多湿なので雑草が生育するには絶好のコンディションですからね〜。
でも雨の時は畑に入らないと決めていますので・・・(笑)
制作を進める事が優先なのです。
Ferrari 308GT Rainbowの方は昨日で一応完成しているのですがお借りしていたエーダイグリップのミニカーはまだバラバラのままになっていますからこちらも組立てておかなければいけません。
まさかバラバラでお返しする訳にもゆきませんから・・・
当初は元通りに塗装をしてお返しする予定(まあ普通はそうですよね)だったのですがお客様のご希望で酸化防止にクリアーは塗りますが塗料を剥いたまま組立ててお返しする事になりました。
まずはサンドブラストで荒れていた表面をペーパーで磨きまして番手を上げてゆきます。
最終的にはリューターで真鍮ブラシを付けて磨きますがダイキャストの場合は少しづつ黒ずんでしまいます、これは素材の金属の色なのでどうしようも無いのですが取り敢えず奇麗にはなりました。
次は酸化防止ですが・・・
皆さんは金属地のアルミホールを見た事が有りますか?
アルミ系の素材の上にウレタン系の塗料を塗りますと密着に問題が出ましてクリアー層と金属の間に僅かな隙間が出来る様でしてそこに水分が入り込んでミミズ腫れの様に白い錆が進行しているのをご覧になった事が有りませんか??
まあミッチャクロンなどのプライマーを塗ってからクリアーを塗りますと多少は改善するかもしれませんが耐久性に問題が出ると困りますので今回はミッチャクロンをプライマーにしてラッカークリアーを塗っています。
余り光り過ぎず落ち着いた艶と言う感じでしょうか・・・。
プラスチックの部品には分解前からのホコリも有りますし1年前くらいに分解していますからそれ以後の汚れも付いていますのでブラシの古い物でこすってホコリや汚れを落としておきます。
分解してから1年以上もかかっていますのでフロントウインドウも汚れています
傷や汚れを落とす為に極細コンパウンドを使って磨きをかけておきましょう、これだけでもウインドウがず〜っと奇麗になります。
もちろんですが内装も奇麗に掃除をしてからギミックのルーフを取付けました。
ちょっと困るのはホイールを支えるシャフトですね・・・
このシャフトは両端をプレスで潰してホイールが抜けてこない様にしてあるので分解する時にはこのカシメをヤスリで削って取り外しています、よってホイールの穴にシャフトを通しますと簡単にスルスルと抜けてしまいます。
同じ様にカシメる場合には専用の道具が必要になってくるのです。
この様な場合はいつも使う金属リングを作りましてリングをシャフトに固定してハンダを流せばOKですね見た感じはカシメと変わりません。
下の画像はハンダを流す前ですね。
ハンダを流しますとこんな感じになります・・・
シャフトの先が少し膨らんだ感じになっているのがわかりますね。
書き加えますとこのミニカーはどうやら子供の玩具になっていた様でホイールのディスクの部分やボディのあちらこちらに黒い油性のマジックでいたずら書きがされていましたのでホイールのディスクの部分はシンナーに浸けてマジックを落としておきましたがもう随分前の事らしく100%落とす事は出来ませんでしたがそれでも一見分からないくらいにはなりました。
次はテールレンズですね
テールレンズにもマジックの悪戯書きがされていまして余り奇麗な状態とは言えなかったのでレンズにペーパーをかけて少しづつ番手を上げてゆきまして8000番のラプロスまでかけておきます。
最終的には極細のコンパウンドまで掛けておきましてポカピカにします。
さてテールレンズを取付けますとミニカーの方もあっけなく完成致しました。
現在は私のアトリエのショーケースの中で納品を待っております。
こうやって2台を比べますと元々が同じ型だったとは想像がつかないですね〜。
そう見える原因の一つはダイキャストミニカーのギミックのオープンルーフの為にフロントウインドウの上下寸法を詰めなければならなかったからでしょうね〜
私の作品はその部分も元通りと思える寸法まで延ばしてあります。
現在お客様に納品の方法をご相談中です。
この数日は雨が降っていましたので畑には出ていないのですが家内曰く「草が凄い事になっています・・・」と(笑)
まあそうでしょう高温多湿なので雑草が生育するには絶好のコンディションですからね〜。
でも雨の時は畑に入らないと決めていますので・・・(笑)
制作を進める事が優先なのです。
Ferrari 308GT Rainbowの方は昨日で一応完成しているのですがお借りしていたエーダイグリップのミニカーはまだバラバラのままになっていますからこちらも組立てておかなければいけません。
まさかバラバラでお返しする訳にもゆきませんから・・・
当初は元通りに塗装をしてお返しする予定(まあ普通はそうですよね)だったのですがお客様のご希望で酸化防止にクリアーは塗りますが塗料を剥いたまま組立ててお返しする事になりました。
まずはサンドブラストで荒れていた表面をペーパーで磨きまして番手を上げてゆきます。
最終的にはリューターで真鍮ブラシを付けて磨きますがダイキャストの場合は少しづつ黒ずんでしまいます、これは素材の金属の色なのでどうしようも無いのですが取り敢えず奇麗にはなりました。
次は酸化防止ですが・・・
皆さんは金属地のアルミホールを見た事が有りますか?
アルミ系の素材の上にウレタン系の塗料を塗りますと密着に問題が出ましてクリアー層と金属の間に僅かな隙間が出来る様でしてそこに水分が入り込んでミミズ腫れの様に白い錆が進行しているのをご覧になった事が有りませんか??
まあミッチャクロンなどのプライマーを塗ってからクリアーを塗りますと多少は改善するかもしれませんが耐久性に問題が出ると困りますので今回はミッチャクロンをプライマーにしてラッカークリアーを塗っています。
余り光り過ぎず落ち着いた艶と言う感じでしょうか・・・。
プラスチックの部品には分解前からのホコリも有りますし1年前くらいに分解していますからそれ以後の汚れも付いていますのでブラシの古い物でこすってホコリや汚れを落としておきます。
分解してから1年以上もかかっていますのでフロントウインドウも汚れています
傷や汚れを落とす為に極細コンパウンドを使って磨きをかけておきましょう、これだけでもウインドウがず〜っと奇麗になります。
もちろんですが内装も奇麗に掃除をしてからギミックのルーフを取付けました。
ちょっと困るのはホイールを支えるシャフトですね・・・
このシャフトは両端をプレスで潰してホイールが抜けてこない様にしてあるので分解する時にはこのカシメをヤスリで削って取り外しています、よってホイールの穴にシャフトを通しますと簡単にスルスルと抜けてしまいます。
同じ様にカシメる場合には専用の道具が必要になってくるのです。
この様な場合はいつも使う金属リングを作りましてリングをシャフトに固定してハンダを流せばOKですね見た感じはカシメと変わりません。
下の画像はハンダを流す前ですね。
ハンダを流しますとこんな感じになります・・・
シャフトの先が少し膨らんだ感じになっているのがわかりますね。
書き加えますとこのミニカーはどうやら子供の玩具になっていた様でホイールのディスクの部分やボディのあちらこちらに黒い油性のマジックでいたずら書きがされていましたのでホイールのディスクの部分はシンナーに浸けてマジックを落としておきましたがもう随分前の事らしく100%落とす事は出来ませんでしたがそれでも一見分からないくらいにはなりました。
次はテールレンズですね
テールレンズにもマジックの悪戯書きがされていまして余り奇麗な状態とは言えなかったのでレンズにペーパーをかけて少しづつ番手を上げてゆきまして8000番のラプロスまでかけておきます。
最終的には極細のコンパウンドまで掛けておきましてポカピカにします。
さてテールレンズを取付けますとミニカーの方もあっけなく完成致しました。
現在は私のアトリエのショーケースの中で納品を待っております。
こうやって2台を比べますと元々が同じ型だったとは想像がつかないですね〜。
そう見える原因の一つはダイキャストミニカーのギミックのオープンルーフの為にフロントウインドウの上下寸法を詰めなければならなかったからでしょうね〜
私の作品はその部分も元通りと思える寸法まで延ばしてあります。
現在お客様に納品の方法をご相談中です。