Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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AMR 1/43 FerrariBB NART Le Mans 77

2016-07-28 22:00:43 | 最近手に入れたキットのご紹介
今日も暑い一日でしたね〜。
山陰も厳しい暑さでした・・・一説によりますと本日、日本で一番暑かったのは隣町の鳥取県米子市だったらしいですね。
と言う事は私の住む隣の島根県安来市もそれに近い気温だったという事ですね。
そんな中昨日のビアガーデンの片付けで70脚有るガーデンチェアと17程有るテーブルを全て水洗いを済ませて直射日光で干しておきまして乾きましたら倉庫に収納します。
他にもテントや芝生の焼け止めの為のコンパネなども全て洗ってから乾燥片付けまで・・・こんな作業ですからこの強く暑い日光は助かりました・・・まあ私は暑くてヘトヘトですが。

そんな事が有りまして本日は製作の時間が全く取れなかったのですよ(笑)
まあオンタイムでの製作なので作りおきをしていた作業も当然有りませんから・・・

いつもの様に最近入手したキットをご紹介しておきましょう。
5月29日のブログでMeri KitsのFerrari365BB Le Mans 1977のキットをご紹介した事はまだ記憶に新しいかと思いますが・・・
最後の部分にN田さんが持っていないかな〜と書いておきましたら早速探して頂いた様です、N田さん大変有り難うございますこの場をお借りしてお礼申し上げます。
N田さんはお客様でもあり友人でもあり珍しいキットを何とか探して頂ける良き協力者でもあるのです。
始めてお知り合いになったのはヤフオクでした初めて落札した商品がN田さんの出品物だったんですね・・・それ以来のお付き合いですかね〜
そんな方が何人かいらっしゃいますから大変助かりますね、無いキットを融通して頂いたり探して頂いたりと・・・本当に有り難い事なのです。

今回入手したキットはAMRとしては最初期の箱に入ったものですね。
書き込みやシールは貼ってありますが、古くて貴重なものには間違い有りませんね。

中身はこんな感じですが、ボディは何かしら手が入っている様です、形状が変わる程では無いですが磨いてありますね。
古いメタルキットらしくエッチングパーツは姿が見えません・・・
ワイパーくらいはエッチグかもしれませんが。

ひょっとしたらこのノーズ辺りはシャープになる様に研磨されているかもしれません・・・
未着手の物はこの時点では見た事が無いのでわかりません。

この分割を見ますとMeriキットのボディとは別物である事がわかりますね。
私は512BBLMの様に同じ原型を使っているのかと思っていましたが、ちょっと違っていましたね。
ただ残念なのはこの分割方式が一見理にかなっている様に見えるのですが実際に製作をしますととても組み立て難い構造になってしまうのです。

この分割以外にも問題は有ります
この365BBはボディのサイド中央にキャラクターラインが有りますがこの部分は凹んでいましてボディを一周回っているのです。
このキットのボディを見ますとサイドの部分は凹みになる様に少し立ち上がり部分が有るのですがフロントノーズの部分は立ち上がり部分が無いのでどうにも組み立て様が無いのです。
下の画像でその様子がわかりますね。

またリアのテールランプの部分もモールドは有りますがこの部分も表現が不足していますね・・・多分Meriキットのボディの方が後で作られていると考えられますね。

Meriキットの物はテールのスポイラー部分がエッチングで出来ていたはずですがこのキットではメタルパーツになっています。
この様な設計はやはり時代が古い事を示している様ですね。

このキットですが・・・
なぜだか不足のデカールが有りますね、どのデカールかわかりますか??
それにカーナンバーは小さ過ぎたらしく大きな物が付け加えてありますね。

キットのインストにはリアのフェンダーアーチの前側にこの様なデカールを貼る指示はあるのですがどこにもデカールが見当たらないのです。
その上ライトカバーの縁のテーピングもデカールが無いのです。
まあテーピングのデカールは僕も嫌いなので使わない事が多いのですが・・・。

と言う事で別売りの最近作られたデカールも同時に入手して頂きました・・・
これにはデカールが付いていますね。

そしてもう一つ・・・
組み立て済みのAMR 1/43 FerrariBB NART Le Mans 77 も譲って頂きました。
誰かが組み立てたものですが・・・キットが古い事も有りますが実におおらかな作風ですね。

裏を見ますと同じキットがベースである事がわかりますね.

最初にご紹介したキットと同じ問題点がわかりますね・・・・
フロントノーズの上下分割部分に僅かな立ち上がりが無いのでこんな事になってしまいます・・・
AMRとは言え初期のモデルはなかなか厄介なモデルですね(笑)

組み方も有りますがホイールがホイールアーチの真ん中に決まっていませんね。
多分位置関係の決め方も甘い構造なんでしょうね。

塗料を落としてキット状態にする為に分解を始めました。
ダッシュボードに付くメーターにもデカールは何も無し・・・ステアリングは塗装さえして無い・・・落とす手間が省けるとも言いますが・・・。

シンナーに浸ける為に袋に入れます。
瓶等に入れてシンナーに浸けますとシンナーの量が多くなりますから・・・

こんな感じでシンナー漬けにいたします・・・・すでにオレンジ色の色が出て来ました。

どうやら国産のラッカーとは違いますね・・・綺麗に剥がす為には剥離剤が必要な様ですね・・・