Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ボディ塗り分け

2016-07-07 20:56:46 | Nissan Silvia S15
私よりもだいぶ先輩(年配ともいいます)のライダーであるT中さんから暑中お見舞いを頂きました。
今までにも何度かご紹介しましたので覚えておられる方もいらっしゃるでしょう。
T中さんは今度は滝シリーズでツーリングをされたらしい・・・京都にお住まいなので全部一度に行かれた訳では無いと思いますが。
南は鹿目の滝(熊本)〜吹割りの滝(群馬)〜オシンコシンの滝(北海道)と日本列島を縦断されたらしいですね。
この中でオシンコシンの滝(北海道)は私も行った事が有ります。
30年以上前になりますが新婚旅行で北海道へ行った時にゆきました。
10月の初旬だったので確か結構寒かった記憶が有りますね・・・まだ雪は降っていなかったですが・・・
もう滝の絵はさすがに頭の中に出てきませんが、その時に一緒に行った同伴者は今でも私の家内です(笑)
これはさすがに忘れられない(爆)忘れたら大変な事になります・・・

さて本日は朝から昨日の片付けをします、途中雨が降ったり致しましたが何とかお昼前に完了です、片付けも当然一人ですから結構大変です。
お昼頃には「安来アサヒほろにが会」の今年の会計さんと引き継ぎ業務ですね。
色々な事を一度に言っても伝えるのは難しいので大まかな考え方を説明してわからない事は後日質問をしていただく事に致しました。
そして4時からは再びリハビリに・・・
ではいつ仕事をしているんだ?と不思議に思われるかもしれませんね〜
間の時間を寄せ集めて製作も進めますよ。
本日の最初の仕事はボディのマスキングです。
室内やホイールアーチの内側をフラットブラックで塗る為のマスキングですね、丁寧な作業をしないと吹き漏れが出てしまう事が有りますから丁寧の上にも丁寧にね。

フラットブラックを塗りました
さてマスキングはどうでしょうか!?上手くいったかな〜。

恐る恐るマスキングを剥がしますと・・・大丈夫そうですね。
綺麗に塗る事が出来ました。

続いてシャーシの加工をいたします。
シャーシの裏側に車体番号や型式/年式を刻印するご希望が多いのですが、今回の御客様のご希望を確認して頂ける様にショップの社長さんにお願いしておきました。
昨日ご返事を頂きまして車体番号や型式年式が判明致しました、室内側の床を塗る前に刻印を打ってしまわなければ、後では刻印を打つ時に床の塗装が剥げてしまいます・・・と言う事で刻印を打つ事にいたしました。
打つ前にシャーシを目の細かなペーパーで仕上げておきましょう。
後ではペーパーで削ると刻印を打った時に盛り上がる部分を削ってしまいますので少し平坦な印象になりますからこの順序での作業が良いですね。

こんな感じでシャーシの下に鉄のかたまりを削った物を台にして刻印を打ちます、下が柔らかいとシャーシが反り返ってしまいますからね。

刻印を打ったのはメーカー名/車名/グレード/年式/型式/車体番号になります
小さなシャーシですがこれだけの情報を掘っておきます。
(因みに車体番号は6けたなのですが中央の2文字は個人情報の取り扱いの観点から加工させて頂いております悪しからずご了承ください)

刻印を終わったシャーシは真鍮製のワイヤーブラシで表面の傷を整えてから酸化防止の為にウレタンクリアーを塗っておきました、酸化防止の処理は早ければ早い程良い訳でしてね・・・。

クリアーが硬化しましたらボディに嵌めてみます。
如何でしょうか?格好が良いと思いませんか(笑)

次にヘッドライトの部分を塗装します。
ここには昨日だったかメッキシルバーネクストを塗った部品が付くのですがそれは奥のヘッドライトの反射版の部分でしてそれよりも前は実車ではフラットブラックの様なんですね。
画像を検索してみますとやはりここはメッキでは無くフラットブラックの様に見えますからマスキングしてフラットブラックを塗っておきましょう。

こんな感じになりましたよ
顔つきは如何でしょうか?
何となく良い感じに見えるのは私だけ??

レカロのシートの裏側にも文字が入っていると確認出来ましたので本日はデカールを貼っておきましょう。
そして軟化剤を付けて塗れたティッシュで押さえてやれば密着完了ですね。
この後水分が乾いたらフラットクリアーを塗ってクリアーコートしておきます。

最後にシャーシの内側になる部分にフラットブラックを塗っておきます
但し完全な黒では無く少しグレーがかったフラットブラックになります・・・如何でしょうか?