薪割り完了です！

当店のCafeでは冬の暖房に薪ストーブを使っているのですが、この燃料は当たり前ですが薪なんですね。
普通の方は薪をどうやって作るのかなんて全くご存じないでしょうね～。

薪は秋から広葉樹が葉を落とし根から吸収されて来る水分が少なくなって来る冬にかけて伐採しておきます。
他の時季でも悪い訳じゃないですが夏の暑い時に山に入って木を切り運び出す・・・暑いから大変なんですね。
水分が多い時の原木はそれだけで重量が増していますので運ぶのも大変なんですよ・・・（笑）
ここまでは私は直接手を下しません。

原木をガレージ裏まで運んで頂いてからが私の仕事です。
原木を45cm程に玉切りいたします。
このサイズはCafeのストーブの中に入る最大寸法になります。
今度はそれを薪割り機で割っていく訳ですね・・・。
4月の14日のガレージ裏の画像では山の様に積まれている玉切りした薪が見えますね。
下の画像は本日作業完了後の画像です、スッキリと片付いていた事がわかりますね。


今年薪割りをしたのは5.5t程でしょうか・・・いつもの年なら2t位だと思いますのでいつもの年の倍くらい割ったと言う事になります。
昨年、今年と雪が結構多く倒木が多かった様でそれに寄って私の所に頂いた原木が多かったのかもしれませんね、大変ありがたい事です。

リハビリか！？

本日、薪割りが完了しましたので明日からは通常業務に戻る事が出来そうです（笑）
しかし、今年の薪割りはハードでした・・・詳しくは後ほどスローライフにご報告致しましょう。

さて夕方少々時間が有りましたので少し前にご依頼を頂いていたMRコレクションのフェラーリ458イタリアですが、補修の方は完了していましたがリアホイール前のピニンファリーナのエンブレムが片側欠落していましたのでその補修をどのような方法によって行うのかを相談していましたので作業が延び延びになっていたのです。
薪割りが無事に完了した（昨年は左手の親指を不注意から怪我をしてしまったのです・・・その影響は1年近く細かな部品を支えられないと言う影響が出てしまいました）のでリハビリ代わりにこれから完成させてみました。

まずはオリジナルの片側しか無いメタルインレット製のエンブレムを外します。
外し方はインレットに細い面相筆でエナメルシンナーを流します。
このタイプの完成品のこの様な部品はクリアボンドかバイソンと言うゴム系の接着剤で取り付けられていますので溶剤で接着力を緩めてやらないと繊細な部品が曲がったり破損してしまうのです。


外したパーツは厚めのしっかりとしたプラ板に載せてそのまま接着しておきます。
将来的に反対側のオリジナルパーツが手に入った時にもとに戻す事が出来るように封の出来るビニール袋に入れて紛失しない様にお客様の元に完成品と同梱でお返し致します。


そして新たに制作したエンブレムを取り付けております。
このエンブレムは実車写真から形状をスキャンしてPCで加工しデータを作ったもの。
印刷はアルプスのMD5500でフラッシュシルバーのインクで印刷したものです。
僅かにクリアーのニス部分が有りますがそう目立ちません・・・。明らかにシルバーの色相とは違う金属色のエンブレムが完成致します。


反対側はこんな感じ・・・