Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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本日2回目の更新です(笑)

2012-04-06 21:44:19 | Honda NSX 1/12
でも今朝の更新は昨日のですから、まあ余り偉そうに書けないのです(笑)
今日の山陰は天気が良かった・・・と思ったらにわか雨で少し降ったらまた晴れる。実にめまぐるしく変化する天気でしたね~でも風は冷たかったです。
今日は朝からしっかりと製作をしておりました、裏作のポルシェも作り直さないといけない部品が沢山有ります、化粧直しをしている訳ですが塗装が変わっただけで使えない部品だらけになってしまいます・・・ここまで来て足踏み状態ですね。

表の製作はこちらも2台のストラトスのエンジンルームの部品を作り直しをしています。
エンジンルームの内側には沢山の補器が付いておりましてキットにも多々部品が付いていますのでそれを使えば何とかなるのですが、やはりシャープさが足らない・・・キットの設計が古いので仕方ないのですが、ここまで来ると作り直しをした方が良い様ですね。
朝から旋盤を回します・・・。
作っているのはイグニッションコイルです、本体は真鍮挽きもので取り付け台座はエッチングの組み合わせになります。
まずは真鍮で本体を作っています。


イグニッションコイルにはコードを差し込む部分が有りますがここは細くて形が崩れやすいので別に真鍮パイプを差し込んでハンダ付けする事にいたします。
いくつかトライすれば全体を削り出す事は可能ですが、ここは安全策をとって別部品にて作る事に致します。


次に取り付け用の台座のエッチングを取り付けるとこんな感じになります。


次はレギュレーターです。
この部品はジェネレーターで発電した電気をバッテリーに充電する量を決める部品でしてエンジンルームの右側に付いている部品でイグニッションコイルのすぐ前側ですね。
但しサファリなどのラリーカーは配置が違っていますので注意が必要ですね。
話しが横道にそれてしまいましたね。
これも1.5mm角の真鍮角線を2.0mmに切ってベースとなるステンレスのエッチングの取り付けベースにハンダ付けします。このエッチングは元々はF-1用のサスペンションベースを折らずに使っています。


但しこのまま使っては印象が違って来ます。
真鍮角線の部分は本来金属プレス加工をした蓋になっていますので角の部分は若干丸くなっていますので角を丸めなければなりません。こんなに小さな部品を指で固定してヤスリを掛けるのはなかなか至難の業ですからアルミ板に瞬間接着剤で固定して削り加工をいたします。


明日はこの小さな部品の塗装から始めます。
事前準備としてアセトンに浸けて瞬間接着剤を溶かしておきます。
またサファリ用に消火器用の電装品も同じ方法で作って準備をしております。


ウ~ン、昨日の記事を今になって更新です

2012-04-06 09:19:50 | Lancia Stratos
昨日は久々に朝から制作をしておりまして、今まで半月くらい午前中半日は農作業!?又は打ち合わせで時間が無くなってしまってましたね。
ですから朝から制作が出来るのは久々な訳でして・・・(笑)しっかりと仕事が進みましたがどうも目が疲れてしまい自宅に戻ってお風呂と夕食を済ませたらまたもや爆睡!
気が付いたら今朝になっていました。

これじゃいかん!!と言う事で今から更新です。

昨日の仕事はまずストラダーレですがリアカウルの内側が当たってしまう事は書きましたね。そこを削ってクリアランスを稼ぎ再び塗装しましたが、このリアカウルの後側にはリアのトランクの造形が付く事になっているのです。
インストによるとラリー仕様なのでここはフラットブラックの指示が有りますがストラダーレではカウルの内側はボディカラーになっていますのでちょっと違った雰囲気になってしまいます。
想像ですがストラトスのリアカウルはFRP製なのですがラリーとストラダーレでは作り方が違うのではないかと思います。
ストラダーレでは裏側の中央部分はアルミ板で箱組をしてトランクを作ってありますのでこの中央部分はアルミ色をしていますがラリーでワークスカーを見る限りアルミ色が見えない・・・アルミのトランクが黒く塗られているかまたは軽量化の為に全体がFRPになっている、又はトランクが無いとしか考えられません。レース車両は外観上は同じでも軽量化の為にFRPのプライ数を減らす事など当たり前の様にしてありますのでまあコレも想像が出来ない事じゃないですね。

前置きが長くなってしまいましたがストラダーレのアルミのトランクを作りたくなってしまいまして、インストの指示通りに塗装の済んだリアフードのインナーを加工しました。
中央のトランク部分の両端に糸鋸で切り込みを入れておいてアルミ板を差し込んで接着し他の面に合わせて削っております。
塗装は当然やり直しになります。


他の面にもアルミ板を貼っておおまかに削ってみました。と書けば簡単なのですが両サイドの部分になるべく傷が付かない様に注意深く加工する必要が有ります。


アルミ板の部分を1000番のペーパーで奇麗に磨き上げてやると余り光らないネズミ色の様な光り方になりますのでこれでは少し金属っぽく無いので真鍮のワイヤーブラシを使いこすってやりますとへアライン仕上げに近い感じになります、実は私はこの仕上げ方が好みでして方々にこの仕上げ方を使用しています。アルミのトランクと両サイドの袖の部分に接した部分にやはり少し傷が付いてしまいましたのでパテを盛って面を仕上げておきました。下地には気を使わなければなりません。


まず全体にミッチャクロンをプライマー代わりに塗装します。
その後ウレタンクリアーを塗ってアルミ地の酸化を防止します、その後に中央部をマスキングして両サイドをセミグロスブラックで塗装します。こうする事でアルミとブラックの部分のメリハリがつきますので良い感じになるのではないかと・・・思います。


これで中央部がアルミで出来たフードのインナーの感じが出たでしょうか?実際にはカウルを開けるか外さないとここは見えませんからね~どれくらいの効果が有るのかわかりませんが実車の画像を見た場合には結構見えますのでこの様な表現にしてみました。


実際にカウルの内側に付けてみるとこんな感じです。余り目立たなくなってしまうのはちょっと惜しい様な気がしますね。