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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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内装完了及びエクステリア組み立て開始

2016-03-10 21:54:36 | Mazda Carol360DX
今日は雨が降る予報だったと思いましたが・・・結局日中は全く雨が降らず。
帰宅途中で車のウインドウに雨がパラついたくらいだったですね。
明日はどうなんでしょうか?
確か明日と明後日は曇りから雪の予報だったはずだけど・・・
まあもう3月半ばですから降っても積らないとは思いますがどうなんでしょうか、今雪は降ってほしくないですね。
なぜならば梅の花が終わる事に雪が降りますと実がならないのですよ・・・何故かわかりませんけど雪が降った年は梅がならないのです。
梅酒が造れないんですよね・・・これでは。

さて仕事を始めましょう。

いきなりリューターを持ち出しまして何やら透明な物を削っております。
ご依頼者の方はこれが何かすぐにわかると思いますが、普通の方にはわからないんじゃないかな~古いビートルでは確かオプションだったはずですが、キャロル360でオプションだったかどうかは私はわかりません。

透明なアクリルを削り出しています。

先程の透明な物とこの部品を組み合わせて使います・・・もうわかりましたでしょうか?

先程の先を丸めた洋白線を穴を開けた真鍮板に通してハンダ付けします

もうわかりましたね
一輪挿しですよ!
こんな感じになります・・・

塗装をしますよ
大体このタイプの一輪挿しは大体透明なブルーなんですね。
青いガラスで作られているのです

昔、私が小学生だった頃遠足の時に乗る観光バスには大体このタイプの一輪挿しが付いていましたね。

部品は透明なアクリルを使って削り出していますので塗装をしなければなりません、普通こんな場合はクリアーブルーで塗りますよね。
しかし今回は違う塗料で塗りましたよ
クリアーブルーでは色が薄過ぎるんですよね。
正確に言えばクリアーブルーにシアンを混ぜて色を調整致します。
まあ塗ってみての判断になりますよ。

次はルームミラーですね
鏡面になる部分は洋白板をそれ以外は真鍮を使っています。
全部洋白を使っても問題ないのですがもったいないので使い分けています、塗装をするなら真鍮で十分なのです。

デカールを作りました
青い四角の中に10の文字が入っています

何のデカールかと言いますとルームミラーの正面側にこの様に貼ってあるのです。
これは何なのかと言いますと
自賠責保険の満了月を示しているのです。
というのは若い方はご存じないと思いますが昔は軽自動車は車検が無かったので自賠責保険だけをかけて乗っていたのです。
自賠責保険の証書を軽自動車協会に持って行きますとナンバープレートを交付されますのでそれだけで乗れたんですね。
但し自賠責保険の期間を表示しなければならなかったのでルームミラーの前側にこんなステッカーを貼って表示していた訳ですね。
古い軽自動車のルームミラーにはその名残が有るのです。
御客様の車はそれが貼ったままになっているのです・・・。
ちょっと歳が上の方などは思い出されたんじゃないでしょうか・・・(笑)
石川さん辺りはそうですよね・・・(爆笑!)

本日制作した一輪挿しをBピラーの内側に取り付けました・・・外からバッチリ見える訳では有りませんけど
シルエットで見えたり角度によって見えます、ほんの僅かに透明なブルーに見えますから良い感じですね。
他にサンバイザーも作って取り付けてありますが、コチラは覗き込まない限りほぼ見えません。

ここまで出来ますといよいよボディとシャーシの合体ですね。
これでやっと仮組台に固定する事が出来ます、最終組み立ても半分終わったという事ですね。
なんだか凄く嬉しいですね。

ここからはエクステリアの組み立てになりますね
一番難しい部分を先に作りましょう。
リアウインドウからリアフェンダー上にかけてモールが有るのですがこの部分がなかなか整形が難しいのです。
その上にこのモールは断面が台形なんですよね。
曲げるのが上手くいってもただ丸い洋白線を接着するのも芸が無い・・・
きちんと断面を仕上げる為に余分にキャストしておいたボディに洋白線を接着しておいてモールを整形致します。

フェンダーの上側のモールを整形致します
この部分は実車も分割してあったはずなので・・・丁度良いですね。

いよいよ接着します
整形用のボディからモールを外します、そしてバフをかけてピカピカにしますとモールの完成です。

フェンダー上部のモールも接着します。
このモールが個性を引き立たせている様な気がするのですが・・・如何でしょうか?

続いてホワイトとグリーンの塗り分け部分の細いモールを取り付けます。
このモールはかなり細いものでして0.2mmの洋白線を磨いて取り付けています
当然ですがドアごとにまたCピラーの部分とに分割して取り付けております、で無いと一体のモールではドアが開かないですからね・・・(笑)

内装の制作

2016-03-09 21:45:25 | Mazda Carol360DX
今日は定休日でしたがいつもよりも少し遅めの出勤でした。
まあお休みの日なので少し位は許されるか・・・(笑)
実は最近ダイエットをやっていまして3週間で2.6kg減と言う所です。
本当は標準体重まで落としたいのですが取り敢えず後4.5kg程ですね~。
朝から夜までず~っと家内と仕事が同じ場所なので見張られています・・・この環境なら目標達成は簡単かも・・・。

先日FBでブガッティT41のシャーシモデルが存在する事を教えてもらったのでちょっと挑戦してみました。
製造元のCCCのホームページから問い合わせてみました、フランス語はわからないから日本語を翻訳サイトで変換しまして自分なりに多分良いだろうと確認して問い合わせてみました。
まあこの歳になりますと間違っていてもそう恥ずかしく無い・・・やらないよりやった方が良いだろうというノリですね。
返事は来ました!
今は在庫が無いけど準備はできる様な意味の返事が来たんですね、そして最後に「君はプロか?」って
そう改めて聞かれると??上手か下手かの違いは有るかもしれないけどプロの定義は一応クリアーしている様な気がするので・・・
取り敢えず東京のメイクアップの仕事をしている事、私のブログ、ついでにYouTubeのナンカゲツマチのアドレスを貼って返信しておきました(笑)
凶と出るのか吉と出るのかはわからないけど何とか雰囲気はつかんでくれると良いな・・・(笑)
一見無謀な事の様に見えるけど今まで出来なかった事に挑戦してみるのも良いんじゃないかな~!
巧くいかない事でも自分で変えてゆく事が出来なかったら自営業では生きてゆけない様な気がする・・・少なくともチャレンジをする事は大切かな~!?

まあいいや。
外は冷たい雨が降っています、少しは暖かいアトリエで今日も仕事をしましょう。
昨日だったか、取付けたセンターピラーの内側の灰皿ですが、シンナーに浸けています。
でもこれはエナメルシンナーなんですよ、接着剤のクリアーボンドを溶かす為なんですね。

何故か・・・書き難いけどドアの内装を塗り替えてくれと言う希望が入って来たんですよ。
ドアの内装の下側の部分はもっと白いらしいのです。
ドアの内装は昨日ボディに取付けてしまったから・・・しかもエポキシで。
薄い内装が奇麗に外れる訳も無く・・・割れてしまったから予備にキャストしてあった内装を使って塗り直しです。

レギュレターハンドルなどは割れた内装から救出しておきましたが取付け部分に付けていた金属リングはグレーに塗った物も金属のままの物も接着剤が付いていますから全部やり直しです。

途中飛びますが
ボディカラーを塗ってクリアーを塗ってボディカラーの部分をマスキングして上側の濃い緑を塗りますが下側のカラーがもっと白くなるので上側もバランスを取って薄くしなければなりません・・・下の画像は内装の下側の今回問題になった部分(つまり最後の塗装)を塗っている所です。
さすがにウレタン塗料ですね、作業が早い!!

あっと言う間にここまで戻りました。
一度作っているので作業自体は早いのです、最初に作る時は考えながらなので時間がそれなりにかかってしまいます。

ほい!
あっという間に元通りですね。
本当は結構時間がかかっているんだけど(笑)

それでも乾燥待ちに時間が空いたのでテールパイプを作っておきます
ちょっと複雑な曲げになりますからここはアルミパイプ、この頃の360ccのテールパイプはかなり細いのです。
外径が1.0mm内径が0.6mmの物をチョイスしました。
肝心なのは曲げと向きです
キャロルは斜め下向きで出口は斜めカットです・・・これが雰囲気ですよ。

ボディの所定の位置に接着しましたよ、斜め下向きで斜めカット・・・ウ~ンそれらしいじゃないですかね~。

塗り直した内装も取り付けました
この状態で見ますとドア内装の下側の色はボディカラーよりも白い感じですね。
これでも少しグリーンとグレーそしてイエローが混ぜてあります。

そしてリアウインドウのレースのカーテンのご注文ですね・・・
これがまた困るんですよね。
金属で作るならこんな感じでしょうか?
ヨレヨレにした真鍮メッシュですね、しかし余り目の細かな物を使いますと透けて見えないのですよ。
ある程度荒い物を使わないと白く塗装をしますとその反射で余計に透けて見えないのです。

切ってリアウインドウの内側に取り付けてみますとこんな感じ・・・
塗っていないと何か漁網がぶら下がっている様にも見えますが・・・(笑)

カーテンを白く塗っているうちに0.8mmのハンダ線に0.1mmのハンダ線を巻いてゆきます。
このキャロルのデフロスターの熱気を運ぶ為のパイプにシンクの排水パイプを使ってある様なので0.1mmの線は少し間隔を空けて巻いています。
純正の物ならもう少し詰めて巻くのですけどね。

白く塗ったカーテンをボディに取り付けてみましたよ、レースのカーテンに見えるでしょうか?
少し目が粗いのですが前記の理由で余り細かな目の物を使えないんですよね。

デフロスターのパイプをとり付けてみました。
ダッシュボードのこの部分に取り付けてあります。

助手席の足元にはヒーターのボックスが付いていますがこれは余り見えないのでちょっと省略です、無しという訳にもゆきませんからね。

今度はダッシュボードの上のナビを作ります。
まずは画面のディスプレイの部分を塗ります、少し濃いグレーに塗りました。

そして画面の部分をマスキングしておきましてフラットブラックで塗ってマスキングを剥がしますとディスプレイになります。
どうもディスプレイの角の部分はシルバーの様ですので目の細かなペーパーで角を落としてアルミの地を出しておきます。
塗るよりもシャープで簡単ですね。

次はラジオのスピーカーですね。
アルミ板を3.5mm角で切り出しまして表面にラジエターのエッチングを貼ります。

ナビを取り付けてみました
0.1mmのハンダ線をブラックで塗った物を配線に見立てて取り付けてあります。
形状の問題で机の上においておくのはバランスが悪いので洗濯バサミでつまんであります(笑)

ダッシュボードをボディに取り付けてからウインドウ越しに実てみました・・・如何でしょう??

次はエンジンキーですね御客様はエンジンキーのキーホルダーとして何やら丸いプラスティック製の物を付けていらっしゃいます。形だけは真似て丸いキーホルダーを付けておきました。

先程のスピーカーは全体をグレーで塗りましてマスキングテープに2.0mmの穴をあけた物をスピーカーの面に貼ります。
そしてフラットブラックを遠目からエアブラシで吹きますとこんな感じに黒くなります。
実車のスピーカーでは中央の部分に丸くスリットが開けてありましてその部分から音がでているのです
総体的にこの丸くスリットが設けられている部分が黒く丸く見えるのです。

スピーカーは助手席のフロントホイールハウスの部分に付けられていますので大体この辺りかな・・・


今日の制作は少し塗り替えの分少しバックしましたが午後からはけっこう進める事が出来たので良かったですね。
終り良ければ全て良しの言葉も有りますからね(笑)

内装の製作

2016-03-08 21:43:26 | Mazda Carol360DX
今日は変な天気でしたね、ポツポツと雨が降りますが道路が激しく濡れる程では無い・・・だけど降る事は降ってるという感じですね。
遠くの景色を見ますとPM2.5なのか霞んだ感じでして春霞なのかPMなのかこちらもよくわからないです。

製作を進めてゆきましょう
まずはこれです・・・一見何も変わっていないようですが。

サイドウインドウを取り付けております。
こうして反射光が有りますとウインドウが入ったのがわかりますね~。
ウインドウが入ると俄然完成が近くなる様な気がしますが実際にはまだエクステリアが進んでいないのでまだまだ先は長いですよ。
このウインドウは4枚をバラバラに入れなければなりませんので時間がかかりますね。

ナンバープレートも準備しておきましょう、昨日でしたか作ったデカールを貼っておきます。
旧式のナンバープレートはさすがに小さいですね~普通車のナンバープレートや新しい規格の現代の軽自動車の物と比べますとかなり小さいです、デカールを貼るのも文字の配置が違うのでバランスが難しいですよ。
余り小さ過ぎて加工しなくても文字が全部読めないですね・・・

次は灰皿を作っています
この灰皿は蓋の中央に飛び出た部分が有りましてその部分を真鍮線の0.3mmをハンダ付けしておきます。
長いままにハンダ付けして後で切って加工した方が楽ですね。

塗装をする準備をしていますが何故3つ付いているのか?
良く見ますと一番上側の物が少し大きく後の二つは小さいでしょ!?
この小さな物はFドアとRドアの間に有るBピラーの内側に付いている灰皿?でして実際には見え難い物なのだけどやはり気になるから作っておきました。

そしてご紹介が遅れましたがシートの後ろにはネットで作られたシートバックのポケットがついています。
難しかったのはその色ですね。
御客様の物はピンク色の物なんですが、私の記憶では赤だった様な気がするのです。
想像ですが赤い物が日光にさらされて退色したのではないかと思われます。
でも私の記憶で作る訳にもゆかないので御客様の車に合わせて明るめのグレーに赤を混ぜた物を塗っています。
グリーン系の内装に赤系のネットポケットはかなり冒険の配色ではないかと思います。

また細かな事ですがドアの内装のこの部分をフラットブラックで塗っておきます。
この部分はリアのホイールアーチの内側で少し見えてしまうのでフラットブラックで塗っておく訳ですね。

そう言っているうちに灰皿がグレーに塗り上がりました
どうやら初期型はダッシュボードのスイッチやドアのレギュレターハンドルの中央部分のカバー等のプラスチックの部分は明るいグレーに統一されているようですね、後期型からは濃いグレーだそうです。
色々有るんですね~

ピラーの内側の灰皿も取り付けました
他の部分(ドアハンドルやレギュレーターハンドルの中央部分の丸い板)も明るいグレーで統一しているのがわかりますね。

ダッシュボードのメーターカバーや中央部分の灰皿もグレーですね。

ついにドアの内装を取り付けました・・・
窓越しに見える内装を見ますと完成が近いのか!?
と思われますね~。

ドアのサイドウインドウの三角窓部分のサッシを追加しています
サイドウインドウの雰囲気が抜群に良くなった様な気がしています。

ついでにリアのサイドウインドウもサッシを追加です。
そしてもっと目を凝らしてみて下さい、違いがわかりますでしょうか?
サイドウインドウの一番下側ドアのウインドウの開口部分との見切りの部分わかります?
サイドウインドウのウェザーストリップを追加しています。
素材は0.3mmの真鍮線をフラットブラックに塗った物です。

前側の三角窓に0.3mmの洋白線を使ってサッシを追加したのがわかりますでしょうか?
まあ良く見ないとわからないかもしれませんね。

追加した三角窓はこんな感じに洋白線0.3mmを曲げた物です。
三角窓にも開閉をする為にサッシが付いている場合が多いのです。
もちろんヒンジやロックをガラスに直接取り付けていて無い物も有りますが・・・

そうそう、本日アトリエに遊びにいらっしゃった御客様がブログをご覧のようでして、今作っているキャロルはもう少し大きな物と思っていらっしゃった様でして現物をご覧になってその小さい事に驚かれていました。
ブログの写真では大きさがわからないのでしょうね~。
10円玉3個を並べてやりますと同じ大きさになります・・・大きさをご理解頂く為に記念写真を・・・(笑)

ダッシュボード組み立て

2016-03-07 22:56:11 | Mazda Carol360DX
今日は少し寒くなって来ましたね。
天気が良いと言う予報が出ていましたが良くなったのは午後からでした。
この季節にしてはまあ暖かい方だと思います。

さて本日はイベントのお知らせをさせて頂きたいと思います、ただしこのイベントは当方のギャラリーでは無く隣町のギャラリーなんですよ。
作品展は「わたなべゆきこ」さんの「ちいさい人魚のはなし原画展」です
3月23日~28日まで鳥取県米子市の丸京庵市民ギャラリーです。

わたなべゆきこさんは米子市のご出身で現在は東京にお住まいです。
昨年ご縁が有りましてお母様が当店にいらっしゃいました。
わたなべさんの「ちいさい人魚のはなし」は当Cafeの本のコーナーに置いてあります。
ご都合が付く方はお出掛け頂けたらと思います。

さてさて、今日も仕事です。
本日午前中は現在ご相談中の製作の見積もりをしておりました、この件に関しては明日にでもブログにアップしたいと思います。
そしてキャロル360はダッシュボードの組み立てを始めます。
メーターパネルのデカールを作るついでにナンバーデカールも作っておきました・・・

ダッシュボードにはいくつかスイッチがついていますが・・・これがまた大変なんですよね。
形状が変わっているんですよ・・・この時代のスイッチと言いますと通常は金属製のトグルスイッチが一般的なんですが、キャロル360はなかなかお洒落でして逆三角形の様なグレーのプラスチックで出来た物が付いているのです。
なので0.5mm真鍮線を突き合わせで真鍮板にハンダ付けします。

それを削って逆三角形にします・・・角を立てない様に少し丸くするくらいが丁度良いですね。
ピンバイスに固定して加工しますがピンバイス本体が光って見え難いので黒い紙に小さな穴を開けまして差し込んで形状を確認します。

ダッシュボードに0.5mmの穴を開けましてスイッチを取り付けています。
そうそうグレーで塗装しておくのも忘れずにね。

次は0.8mmの洋白線に糸鋸で切り目を入れています
何の部品かと言いますとこの溝にキーを差し込む穴になる訳ですね。
つまりキーシリンダーを作っているんですよ。

切り目を入れた洋白線に金属リングを取り付けてこんな感じになりました
真ん中に切り目を入れるのは結構難しいですが何度か作れば出来る様になりますよ。

次はダッシュボードのグローブボックスの蓋の取手を作ります。
確か当家で使っていたキャロルのこの部分は鍵付きのボタンだった様な気がしますが、初期型では普通のノブだった様で送って下さった画像では鍵は確認出来ませんでした。
洋白線をリューターで回しながらヤスリとペーパーで削ってゆきました。
こんな場合旋盤よりもリューターが良いですね、削るのは何でも旋盤という訳にはいかないのです。

グローブボックスのノブとラジオを取り付けてみました如何でしょうか?
徐々にそれらしくなって来た・・・様な気がします(笑)

ステアリングコラムにウインカーレバーを取り付けました
確かキャロル360のウインカーレバーはこのバターナイフの様な金属の物が付いていた様な記憶が有ります。

ステアリングをダッシュボードに取り付けてみました
ウム!なかなか良い感じ・・・



ドア内張りの制作Ver.1

2016-03-06 22:27:26 | Mazda Carol360DX
今日は朝から曇っていまして風も時々突風の様な風が吹いていました・・・恐らくこの風が収まると雨が降って来るぞ~!?と思っていたらやがて降って来ました。
しかしざ~っと降ってくるのでは無くポツポツ位から少し多めくらい程でしたね。
しかも少し降っては止んでしまいまして雨が降ったと言えばそうなんですが降り方は少なめでしたね。
朝は畑に出て少しですがタマネギ畑の雑草を抜いておきました。
除草剤を使えばタマネギは枯らさない物が有るのですが・・・そうも除草剤は使いたくないのです。
農協とかは除草剤を推奨している様なのですが・・・。
自分が食べる物ですからね~

さて仕事を始めましょう
何やらまた削っております
素材はABS樹脂の丸棒ですね

ピンボケになっていますが中央に0.5mmの穴をあけて・・・

切り出します
これで厚みは0.8mm直径は2.0mmです
なんの部品でしょう??
わからないでしょうね~

まあ後でわかります
次はドアの内装の厚みの部分に0.4mmの穴を開けました。
場所はリアドアの前側になりますね・・・

ここにインセクトピンの00番を接着します
とドアのロックになりますね
実車ではリアにしか付いていない様でフロントには付いていません。
多分フロント側はドアのオープナーのレバーを開の方に回さず反対回すとロック出来た様な覚えが有ります・・・。

先程切り出した部品をグレーで塗っています

これでわかりますね!
この円盤の部品はドアオープナーのレバーとウインドウレギュレーターの取り付け部分に付けられている座の部分なのです。

ついでにドアの上側に付いている取手の部品を真鍮線から作ってみました
コの字型にまげて下側になる部分を潰しています

旋盤で削り出したレギュレーターとドアオープナーのレバーの座ですが少々オーバースケールで使えませんでした。
結局全部ゴミになってしまいました(笑)
実際に使ったのは金属リングを二重にしたもので中央側の金属リングはメッキのまま外側のリングはグレーに塗ってあります
厚みの事もありますからこれくらいの大きさにしておかないとオーバースケールになってしまうのです。
これくらいの感じならOKですね。

まだウインドウレギュレーターのハンドルの先端部分を作らなければなりません
0.3mmの洋白線にアルミパイプを接着しておいたものをリューターにセットしておきましてペーパーで削ってハンドルのツマミ形状に削っています。
かなり小さいですよ・・・(笑)

ハンドルの穴に差し込んで接着します
形状はまさにあの形状に見えますね・・・。

次は塗装ですね・・・
レギュレーターハンドルのツマミの部分もグレーですので筆で塗っておきます
これ位なら特に斑になる事も無いのでさっくりと筆で塗っています。


明日は午前中に先日ご依頼のあったアトランティックの追加と同じくブガッティT41ロワイヤルの見積もりをしますので製作内容が少し少なくなるかも・・・しれません。
この頃難しい注文が多くなって来ていますので待ち時間が少し多くなりそうですね・・・。
時間が多くかかっても手抜きは有りませんから御心配無く・・・(笑)