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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日はすごく久々に虹を見ました

2014-08-05 08:51:06 | Ferrari308GT Rainbow
外の天気は相変わらず元台風の影響か?曇りの天気で暑いですね。
例年なら8月10日を過ぎると夜には秋の虫が泣き始めると思いますが、今年はどうなんでしょうね・・・。
先日も草刈りの時にコオロギの幼虫(と言うか子供の様なやつ)を見ましたがまだ泣きそうもない感じでした。

250TRがアセトンの中に入っていますので、久々に308GTレインボー(虹!)を出してきました。
分解して塗料を剥離した所で止まっていましたね。
これを少しだけでも進めておきましょう。
このレインボーはこのままこのダイキャストボディを使う訳にはいかないのです
それは既にこのミニカーが製造されてからかなりの年数が経過していますのでかなりレアなアイテムになっているのです。
しかもダイキャストは堅くて削り難いですし盛る場合もパテを盛るしか無いのです。
しかしダイキャストの上に盛ったパテはいずれ剥げてしまう可能性を秘めています。
これはパテがダイキャストの上に盛る事を想定して作られていないからも有りますし温度の変化で収縮率が違ってきていずれ脱落してしまうと考えられます。
一度レジンに置き換えて形状を直し再びキャストして作品化をすると言う面倒な(笑)作業が待っているのです。
と言う事で一度レジンで置き換える為に複製の作業にはいります。
まずはどの様な取り方にするのか、またどの部品を型取りするのか分けてゆきます。

まずボディは粘土を下側に詰めて2面取りという方法で型取り致します、僕はこの方法が余り得意でないですね、いつも関東方面からダメ出しが・・・きます。今日も来るでしょう(笑)

余分な粘土を削ってなるべく滑らかに修正・・・します。(なるべくと言う所がポイントですね)

型枠を組んで完成・・・ちょっと型枠が小さくなってしまいました。
まあシリコンが硬めだし改造のベースで1個しか取らないから多分大丈夫でしょう。

他のテールランプとかバンパーなどはこれを使わないかもしれませんが一応サンプルの為に型取りしておきます。
これは一発取りという方法ですね・・・これは楽ですが大きなものや複雑なものはこの取り方では難しいですね。

ブラストかけました!

2014-06-11 16:08:26 | Ferrari308GT Rainbow
今日は定休日なんですが・・・アトリエに出ています。
一つはギャラリーの新聞社による取材の為・・・と言っても僕の取材では無くギャラリーで個展をしている中村ユリさんの取材ですね。
もう一つは午前中に芝刈りをしたかったので・・・朝起きたら雨が降っていなかったのでね途中まででもしようかと・・・。
そして仕事も進めます。

今日はフェラーリ308レインボーのボディにブラストをかけました。
ミニカーがベースのこの作品はミニカーの塗装を一度剥がしてから型取りをして組立てます。
そこからが私の仕事ですね・・・バランスを取って盛ったり削ったりをします。
その為には正確な複製が取れる様にミニカーの塗料を剥がしておかなければなりません。
下側に見えるのが小型のブラストボックスです、メディアは焼砂です。
ダイキャストには少し当りが強いですが硬い塗膜を剥がさないといけないので・・・。

コレが剥がした部品ですね。
ライトだけは有る理由からそのまま使います。
古い塗膜は奇麗に無くなっていますがエンジンフードの上に少し残っていますのでコレは手作業で奇麗にしなければなりませんね。

新しいカテゴリーを追加します

2014-05-22 11:24:54 | Ferrari308GT Rainbow
私のブログをご覧になっている方はたくさんいらっしゃいますが、ご希望の車種の多さにもびっくりする事が有ります。
今回の制作のご希望はFerrari308GT Rainbowです。
と言ってもご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんがずっと昔スーパーカーブームの時だったでしょうか!?ベルトーネがフェラーリ308GTB(オープンモデルなのでボディ補強の関係からGTSかもしれません)をベースに作ったショーカーです。
しかしショーカーとは言え何台か作ったらしく当時の印象ではホワイトだったのですがネットで画像検索するとシルバーと薄いブルーメタリックの個体を発見する事が出来ます。
今回は当時のイメージカラー!?のホワイトでの制作をご希望です。
私の知っている限りキットの種類はそう豊富とは言えません、ずっと前に有ったオートクリエーションのキットかヨウモデリさンの所のキットが入手可能なのかもしれませんね。
そうそう確かプロバンス辺りにも有った様な気がします・・・ずっと前にミスクラのセカンドで見た様な記憶が有りますがコレは未確認ですね。
しかし今回の制作のベースとなるのはそのどれでもないのです。
ずっと昔エーダイグリップから発売されていたミニカーがベースとなります。
まあベースは何でも自分のイメージに合わせて切ったり貼ったりした上で経年変化が少ない様に再キャストをしますので耐久性は普通のレジン完成品と同等の物になると思います。
まずは分解からです。
ボディとシャーシを分解するにはネジ1本を緩めるだけですが、シャーシがダイキャスト製なのは時代を感じますね。
今ですとほとんどの場合はボディがダイキャストでもシャーシはプラスチックの物が主流ですからね。

シャーシの裏には懐かしいEIDAI COの文字が有ります(笑)
当時のエーダイはプラモデルやラジコン/ミニカーなどあらゆるジャンルの玩具を開発販売していましたね~。
エンジン部分はモールドされているんですが秋ゾースとが片側3本、しかも縦置きエンジンなのはご愛嬌ですね。
ベースは308GT系なのでV8エンジンでしかも横置きなんですよね・・・(笑)

完全に分解致しますとこんな感じです。
ボディはこのミニカーをベースに心ゆくまで(?)改造しましょう。
シートや内装は多分作り直しになりますがベースを何にするのかは検討事項ですね。