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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ブレーキの制作

2021-04-08 21:07:36 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰も薄い雲はありますが晴れていました
気温は少し低く朝出勤時には薄い上着が必要でしたね。

そう言えば現在全国的に「春の交通安全運動」の期間中でして白いバイクや白黒ツートンの車により取り締まりが多いみたいですね。
先日もFerrariをガレージから出して松江市の模型屋さんまで少し走らせて帰って来ました。
小さな十字路を曲がった瞬間白いバイクの方が隠れていらっしゃいまして・・・
目が合ったのがはっきりとわかりました(笑)
向こうもびっくりされたのがサングラス越しにもわかる表情だったんですよね。
私もびっくりしましたが・・・まさかそんなに毎日同じ場所で取り締まりをされているとは思いもよりませんでした。
だってガレージを出る時にはいなかったですもの・・・
バイクの人も私も会釈をして別れました(爆笑)
勿論ですがCafeの入り口付近だったのでスピードは歩くよりも遅かったしびっくりした拍子に2速が入らずもたついてしまいましたから・・・
春の交通安全運動ネタですが・・・
今朝は島根県の一斉行動日なのでいつもの日立坂下で立哨をしてきました。
出勤前なので何かと忙しいのですが・・・やる事はやらないとね。
(逆光なので写真が暗いですね〜)

そう言えば・・・
少し前にCafeの玄関前に植えているポポーに花芽が出ていたというのを書いた記憶が有りますが・・・
今朝気が付きましたが・・・花が咲いていました。
思ったよりも小さい花でした・・・もっと椿の花位大きいのかと思っていましたが・・・大きく見積もっても親指の爪くらいの小さな花です。
色はチョコレート色で実に地味な花ですね。
この花ですが近くに別の木の花がないと受粉しないらしいので今年はまだポポーは食べられないと思いますが・・・すぐ隣りには別のポポーの木が植えてありますから
何年かすると食べられるんじゃないかと思っています。

そして本日は昨日買ってきたイタリアンパセリの苗を鉢植えにしました。
一度種を蒔いたのですが・・・種が古かったらしく(一袋も膜と凄い数になってしまうので・・・残しておいてまた蒔いています)何年かは発芽しますが・・・今年は全くダメだったので苗を買ってきました。
これだけ有れば次々と収穫出来ますからサラダやパスタの飾りには十分過ぎますね。


さて前置きはこれくらいにしておきまして
今日も本業を始めますよ
ただでさえ時間が短いのですからね〜
今日は塗装をしたフロントのサスペンションを組立てました
真鍮製の部品なのでいつもの様に密着の良いウレタンサフを塗ってからフラットブラックを塗っています
プラスチックの艶具合と合わせる事がポイントですね
如何にも最初からこうだった・・・と言う様に見せるのがよろしいかと・・・
車軸の部分に一部塗装がされてない部分が有りますがこの部分に塗装をしますとホイールの車軸の取付け穴がきつくなってしまうのです。
なのでこの部分はなるべく塗らないのです。


普通ならここでシャーシにタイヤホイールを取付ける所なのですが・・・
実はまだ足ら無い部品が有るのです。
それはホイールの穴から見えるディスクブレーキのディスクなんですよね
まあホイールの形状からよく見えるという事は有りませんが、このホイールの穴の向こうから光が入って来るのはちょっとダメなんですよね。
なので光が通らない程度に目隠しを必要とします。
でもきちんと金属色にしたいのでまたもや洋白板を切っています。
先日のホイールのピアスボルトの部分を作る方法と同じなんですね。

少しでも円形に近くなる様に角の部分もカットして重ねてハンダ付けします
6.0SLは元のディスクが付いていますので不要かもしれないですが・・・
一応8枚(2台分)作って置きましょう。

そして旋盤にかけて削っています
先に中央の穴を仕上げます。
穴のサイズはホイールの車軸の入る部分の径と同様にしておきます
外径はホイールの内側に入るサイズである事が重要ですね。

次はホイールのディスク面とブレーキディスクを有る程度離す為にスペーサーを作っています
こちらは全く見えませんのでABS樹脂の丸棒にしています

これでやっとブレーキの問題も片付きまして
車体に組み付けられますね〜

2台分のホイール・・・やっと完成です

2021-04-07 19:51:29 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰は天気が良くて気温も上がりました
外で作業をしていても汗をかく程でしたよ。
近くの畑では菜の花が咲いていまして一面黄色でしたね。


昨日インセクトピンが届きましたので今日は早速磨きから始めています
このピンですが作る時にステンレス線の端を溶かして作るらしくて一番使う部分は何だか艶がない様に見えます
スカッと光らせたいので磨きの作業は省略出来ないですね。

昨日作ったフロントのサスペンションの部品は本日ウレタンサフを塗ってからセミグロスブラックを塗っています
現況、セミグロスブラックを塗っていますが他の部分との艶を合わせる為にフラットベースを入れて加減したクリアーを塗らないといけないのかも知れませんね。
他の部分と違和感が有ると見た目が不自然ですし・・・本来はしなくて良い作業ですからね。
この部分を作った事を特に声高らかに言うべき物では有りません。
私は元に戻しただけなんです

今日もインセクトピンを刺しています・・・
たまには指を刺してしまったりしますが、まあ単調な作業です
でも時間はかかりますね〜
コレだけで数時間です(笑)

インセクトピンを接着して裏側の突き出た部分をリューターに付けたダイヤモンドディスクでカットしまして予め挽いておいたリムを接着してホイールが完成しました。
これで2台分がやっと完成ですね。

ホイールをタイヤに組み込んで・・・
こちらが560SEC用です
タイヤは例のシャコタンに取り付けられていた海苔巻きの様なタイヤのとレッド部分だけを使用してサイドウォールは付け足しています
年代的に6.0SLよりも少しタイヤのハイトを高くしています。
タイヤって結構年代を表しているんですよね。
まあチューニングカーと言う事でハイトを低くする見せ方も有りますが・・・余り度が過ぎますと作為的に見えてしまう
手加減は難しいですが・・・

そしてこちらは同じホイールを使った6.0SLのホイールです
タイヤは元々付いていたミニカーの物です
少しハイトが低いので比較的最近の佇まいを持っている・・・と自負したり・・・(笑)


明日は560SECはタイヤが付いて着地ができるでしょうか!?

フロントの足回りを作ります

2021-04-06 21:46:22 | Wさんの1/18 AMG560SEC
次は本日更新の第二弾です
昨日はこの方がいらっしゃいました(笑)
私が若い頃に松江青年会議所に所属していた時に先輩でしたね。
私がロータスヨ−ロッパに乗っていた時だったか・・・
T村さんはトミーカイラM30をお買いになったと・・・その後私は転勤で島根県益田市に転居しましたので音信不通になってしまいました。
まだ乗っていらっしゃったんですね〜
素晴らしいですね。


こんな感じで毎日色々な事が有るのですよね。
まだまだ更新ネタは沢山有りますよ!!(笑)

さてさて今日もメルセデスを・・・・
今日はちょっと面倒な左右のアップライトを結ぶタイロッドを作ります。
旋盤で挽いてみました
手前に有る穴の開いた大きめの真鍮のリングはタイロッド本体の部品です
穴の空いた部分をどのように使うのかは後でのお楽しみです。
その先側に有る凸の部品はタイロッドエンドの内側に嵌るブッシュですね

穴の開いた部分に真鍮線の1.0mmを差し込んでハンダ付けします。

穴の中にブッシュを入れまして・・・
このブッシュですがブッシュ無しでビス止めしますとビスで締め込んでしまうとタイロッドが自由に動かないですよね。
このブッシュがは入りますとブッシュはビスで締め込まれますがタイロッドは自由に動かす事が出来るのですよね

大事なのはタイロッドの厚みよりもブッシュの厚みが少し厚い事ですね。
裏返してみますとこんな感じに少しブッシュが出っ張っています

こんな感じにビス止めするのです
実車とはちょっと違いますけど車だけ有ってメカニカルな感じは違和感が無いのです。

実車を良く観察しますと
タイロッドエンドのボールジョイントの取り付け部分は少し太いのです。
中に穴が空いていましてネジが切ってあります、その中にボルト状になったシャフトが差し込まれているのです
だからボールジョイントの部分は少し太い訳ですね
その太くなった部分も真鍮パイプを使って作ってみました
本当ならこの太くなった部分には六角形の緩み止めのナットが付けられているのですけどね。
出来ない事は無いのですがナットは省略ですね。


今まで作った部品を仮組してみました
コレが直進時の部品の配置ですね

右に曲がる場合は・・・

左ですと・・・

この状態でタイロッドのハンダ付けを行ないます
と言うのも左右を結ぶタイロッドは微妙に寸法を調整しないとピタリと合わないので中央の部分を真鍮パイプにして有ります
両端は真鍮線なので中央のパイプの部分に差し込んでハンダ付けすれば難しい寸法合わせも一発で決まります

そう言えばインセクトピンが来ないな〜と思いながら
他の仕事をしておきましょうという事で
室内の天井にサンルーフの切れ目を入れておきます
ボディの表面は筋彫りを入れておりますので内側にも何らかのサンルーフの痕跡が無いと変ですよね

・・・ここで丁度ガレージの方に行く用事がありましたのでポストを見てみますと・・・・!!!
来ました
志賀昆虫普及社からの郵便物です。
普通郵便だったので少し時間がかかりましたが無事に到着ですね
そう言えば、日曜日は普通郵便は配達しないんだったですよね・・・だから遅くなっちゃったのかな!?

コレで明日からホイールの作業が再開出来ます!

という事で明日はホイールの制作を再開致します

フロントサスペンションの修復です

2021-04-05 20:59:06 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰は・・・
雨は上がりましたが、まだ天気が良く無いですね。
気温も低くて寒いです・・・いくら何でも4月ですからね、今日からマフラー(車の排気管じゃないですよ首に巻く方のヤツです)をやめましたが・・・余計に寒かったですね。
午後からは天気が回復しまして部屋の中では結構暖かだったですが・・・外は寒かったですね。

今日は家内がベーグルの予約を頂いていましたので早出の出勤でした、早朝に出勤して朝食は当Cafeで・・・
パン屋さんは毎日この様に早起きなのかしら・・・大変でしょうね。

仕事の方は早朝から本業にかかっていますのでいつもに比べれば作業時間は多めです(笑)


さて本業のご紹介です
昨日は560SECのリアアクスルの部分を修理しましたが、今日はフロントの足回りですね〜
その前に・・・
ルーフのクリアーを磨きました。
と言うのもボディを触っていますといくつかクリアーに埃がかんでいる部分が有りまして・・・気になって仕方が無いのです。
どうしても我慢が出来なかったので2000番のペーパーをかけて削っておきました
ついでにサンルーフの周囲のクリアーの盛り上がりも削っておきます。
少々時間のかかる回り道ですが・・・やらない訳にはゆきませんからね・・・。


この部分は前所有者がシャコタンにした時にアップライトごと全部外してしまって無くなっていますのでこの部分を新たに作る必要が有ります。
恐らくオリジナルはプラスチックですがボディの重量が1/2かかる部分なので真鍮で作る事にしました。
まあオーバークォリティかもしれませんがお客様に納品してから壊れてしまうのは残念なんですよね。
そんな事が無い様にという配慮です。
まずはアップライト本体を旋盤で削って作りました。
寸法確認の為にシャーシに取り付けています。
この状態で車軸の高さを決めておきます
高さはリアの高さを基準にして決めています。
前上がりや前下がりにならない様に・・・平行になる様にしておきます。

車軸の高さが決まりましたら車軸の位置に穴を開けます
頂き物ですがフライスが役に立ちますね〜
アップライトの直径は5.0mmですので車軸の穴は2.0mmにしています。

車軸をハンダ付けします
ハンダ付けかロウ付けか迷ったのです
この後このアップライトにはステアリング系のアームを取付けないといけないのです。
コレもハンダ付けなのでこの様な大きなアップライトみたいな物ですと熱が回って車軸の方が外れてしまう恐れが有るのですよね。
でも取り敢えずハンダ付けにしました。

作ったアップライトをシャーシに組み込みまして左右をつなぐステアリングロッドの場所を決めましょう
左右につなぐロッドの配置は重要な部分でしてなるべく直線で結ばれるように考えます
今回は市販のミニカーなので必ずどこかにステアリングロッドの通り道があるはずなんですけどね
左右に貫通している部分はないんですよね
なのでエンジンや足回りの下側を貫通するようにしておきました。
通り位置が決まりますと
その高さになるようにステアリングのアームの付く部分に切れ込みを入れています
この部分にステアリングアームがつくのです

ステアリングアームを真鍮盤から削り出します
ただの長方形でいいのですが・・・それでも力学的にはアップライトに付く部分は大きめにアームが付く側は細くしておきました。
正しいかどうかは?ですけどね・・・。

同じものを複数個作り場合の決まり事は必要枚数の真鍮板を重ねてハンダつけしてから切ったり削ったりの加工をします。
今回のステアリングアームですがこちらも当然ながら2枚重ねですね
ハンダゴテを当てて分解します。

作ったステアリングアームをアップライトにハンダ付けします
しっかりハンダを流しておけば強度的には十分あのです
しかしアップライトは真鍮の塊なので熱をかなりゆっくりかけないとしっかり溶け込まないのですよね
シャフトの部分が溶けないようにシャフトの取り付け部分は目玉クリップを挟んで放熱しながらハンダ付けしました

ステアリングアームの穴は左右をつなぐロッドを止めますが、ネジで止めたいのでネジを切ります
今回は1.6mmのネジにしておきました

こんな感じでねじ止めができますよね
ここは動く部分なのでちょっと工夫が必要なんですよね


明日はステアリングロッドを作りましょう
定休日の前の日は長時間の仕事になったけどなかなか楽しかったです。

インセクトピンが来なくても・・・少しは進めます

2021-04-04 21:57:54 | Wさんの1/18 AMG560SEC
先程、第一弾を更新しておきましたが・・・Wさんのメルセデスを全く進めないわけではありません。
しかも・・・午前中には地区の溝掃除をしたのですが・・・
耕運機も直します
一昨日だったか、久しぶりの耕運機のエンジンをかけたら・・・呆気なくスターターロープが切れてしまいましてね。
次に使うことに困ることになりますので早めに修理をします
まずは本体から外します。
やったことがないので治るかどうか?ですけどね。

直してみましたが・・・
これで良いのか?です
とりあえず元通りに組み立てましたが少しロープが短いみたいで使いにくいのですよね。
明日はもう一度修理し直します。

さてメルセデスですが
リアのホイールの取り付け部分が加工されていましてホットグルーガンで取り付けられていますのでドライヤーで温めて外します
こんないい加減な付け方では我慢ができません。

温めたらやっと外れました
運がいいことにぼろっと接着剤ごと外れてくれたので掃除の手間がなかったですね。

ボディとシャーシを仮に合体してからボディの高さを決めてタイヤの位置を出しました
大体元の寸法で大丈夫そうですね。
元の形状がどうなっていたのかは分かりませんが・・・
金属シャフトの入る穴を開けておきます
私の設計上は2.0mmの真鍮線をシャフトにする予定なので2.0mmの穴を開けて接着剤で止めておきます。
周囲の溝の部分が空きますので強度を上げるためにプラリペアを使って埋めておきましょう
これで随分強度が上がったのではないかと思います。

構想通りに2.0mmの真鍮線をカットします
長さはホイールがホイールアーチのオーバーフェンダーからほんの少し内側になるように採寸して決めています。
この手の車はフェンダー面一にホイールが収まるようにすると格好がいいですね。

リアのシャフトを元どおりに再現します
プラスチックだと強度の問題もありますので真鍮素材を使用します。
隙間は予定通りにプラリペアで埋めておきましょう
強度は大丈夫そうですね。


明日はフロントサスペンションの部分の欠損しているアップライト部分を復元しましょう。
・・・今日は1日中郵便ポストを確認していたのですがインセクトピンは来なかった・・・でも良く考えたら今日は日曜日なので配達はないですよね。
まあそくたちでは送ってくれていないのでしょうからね。
明日は月曜日の平日・・・来るかな!?