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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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バッテリーミナルを作ります

2012-04-08 12:29:40 | Lancia Stratos
フルディティールの作品を作る上でほとんどの車種で必ず作らないといけないのがこのバッテリーターミナルですね。
そもそもバッテリーはキットに付属していてもターミナルは付いていない・・・絶対と言って良い程無いですね。
まあバッテリー自身がエンジン程存在がわかり難い部品なのでよけいですけどね。
ただエンジンルームにバッテリーが有ってもターミナルが付いていないのはやはり不自然な訳でして作らざるを得ない事になります。
さて昨日真鍮角線を削り出したもの作りましたが今度はそれを真鍮パイプとハンダ付け致しました。
よく見るとわかるかもしれませんが真鍮パイプを付ける部分はセンターのピンの部分ギリギリに削っておきます。
そこに真鍮パイプをハンダ付けしましてパイプの穴を使ってコードを差し込む様に致します。


余分なパイプを切って削ってやるとこんな感じになりますね。
そうそう大切な事は四角な部分の角を落としてやる事ですね。
理由ですか!?それはこの四角いカバーの素材を考えてみて下さい、大体この手のカバーは絶縁用ですからビニール製が多いんですよビニールのイメージと言うと硬いですか?柔らかいですね、だから角を落として丸めておくのです。この形状で色が付いたところを頭の中で想像してみて下さい、角を丸める事で柔らかい素材で出来ている様に見えますから。


こちらは同時進行しているマイナス側のターミナルです。
マイナス側はボディアースしてありますのでボディに当たってもショートする事が有りませんから裸の状態になっています。
こちらは簡単ですね、2本の真鍮パイプをクロスさせておいてハンダ付けします、余分な部分は削ってカットしますとすぐに完成致します。何の問題も無いですね。
中心の穴には洋白線を通してバッテリーの電極に仕立ててみます。


バッテリーを所定の位置に置いてみます。
ウ~ン緑色のターミナルカバーの塗装が傷んでしまいましたのでもう一度やり直しですが位置関係は大体良い様な気がします。


こちらはサファリ仕様ですが・・・今気が付きましたラリー仕様はイグニッションコイルが2個付いていましたね。
ワークスの16バルブヘッドはシングルプラグなので常時使用しているのは1個だけですがレース途中で不調になった場合は配線を変えるだけで簡単に交換する事が出来ます。
まさにラリー用の為の装備なんですね。

今日もやっぱりエンジンルームの細かなパーツですね

2012-04-07 18:59:05 | Lancia Stratos
今日の山陰は基本的には天気が良かったと言えるのですが私のアトリエのまわりではにわか雨が何度か降りまして気温は低く寒い日でした。
ネコの目の様にクルクルと天気が変わってしまうのです。
ですので外の作業はお休みです。
ただし来週の裏庭の仕上げの作業(私じゃなくて業者の方ですが)の為に真土(まさつち)を30t程業者の方に運んで頂きました。
土を降ろす位置が間違っていると余分な作業時間がかかりますので細かく指示を致しましたが、それはそう長い時間じゃなかったので制作に影響は無かったですね。

さて今日の制作は昨日の続きでレギュレターの塗装をします。
画像は塗装後の物ですが、ステーの部分は金属色、プレスのケースの部分はセミグロスブラックです。


100円玉の上に集まったのは昨日から作った細かな部品でしてオレンジ色なのは消火器のバルブを操作するリレー!?の様な物ですね。同様の物はタイレルP34/2のフロントカウルの中にも付いていますね、あれと同じ物であると思います。


製作した細かな部品はどこに付くのかと言えば・・・ここです。
エンジンの右側のフレームの内側ですね、イグニッションコイルの高圧コードがまだ付いていませんが一応こんな感じと言う事で・・・

次はバッテリーです。
このバッテリーですがキットには2種類付属しておりまして、仕様によって使い分ける様です。
何も根拠は無いのですが・・・レースや車を特定出来るバッテリーの画像が無いんです。
仕方ないので右側のタイプはサファリ用に左側の一体型の蓋を持つ物はストラダーレに使おうと思います。
たまたま持っていたCG誌のストラダーレの画像はたまたまこのタイプを使っていましたので・・・(笑)


次はバッテリーのターミナルを作らないといけませんね~付いているバッテリーをそのまま付けるのはちょっと興醒めしますのでターミナルや配線(バッテリーのまわりは結構太めの配線ですから)を作りつなぐべき部分につなぎますとぐっと良くなると思います。
まずはストラダーレのプラス側のターミナルですが・・・皆さんはこのターミナルの年式での違いを知っておられますか?
まあ車格でも違いますが古い物はプラス側もマイナス側も大きさは違いますが同じ形状の物が付いていますね。
では新しい物はどうなっていますか?実はプラス側にはショートさせる事を防止する為にビニール系のカバーが付いています。
ストラトスは古い車ですがどうなの?と言えばCG誌の画像を見れば新車の時にはカバーが有る様です。四角いカバーでしてブラックの物とグリーンの物が有る様です。
まず四角いカバーを作る為に1.5mm真鍮角線を旋盤にかけて削りました。
これがどんな形状になるのかお楽しみに~!


ウ~ン、昨日の記事を今になって更新です

2012-04-06 09:19:50 | Lancia Stratos
昨日は久々に朝から制作をしておりまして、今まで半月くらい午前中半日は農作業!?又は打ち合わせで時間が無くなってしまってましたね。
ですから朝から制作が出来るのは久々な訳でして・・・(笑)しっかりと仕事が進みましたがどうも目が疲れてしまい自宅に戻ってお風呂と夕食を済ませたらまたもや爆睡!
気が付いたら今朝になっていました。

これじゃいかん!!と言う事で今から更新です。

昨日の仕事はまずストラダーレですがリアカウルの内側が当たってしまう事は書きましたね。そこを削ってクリアランスを稼ぎ再び塗装しましたが、このリアカウルの後側にはリアのトランクの造形が付く事になっているのです。
インストによるとラリー仕様なのでここはフラットブラックの指示が有りますがストラダーレではカウルの内側はボディカラーになっていますのでちょっと違った雰囲気になってしまいます。
想像ですがストラトスのリアカウルはFRP製なのですがラリーとストラダーレでは作り方が違うのではないかと思います。
ストラダーレでは裏側の中央部分はアルミ板で箱組をしてトランクを作ってありますのでこの中央部分はアルミ色をしていますがラリーでワークスカーを見る限りアルミ色が見えない・・・アルミのトランクが黒く塗られているかまたは軽量化の為に全体がFRPになっている、又はトランクが無いとしか考えられません。レース車両は外観上は同じでも軽量化の為にFRPのプライ数を減らす事など当たり前の様にしてありますのでまあコレも想像が出来ない事じゃないですね。

前置きが長くなってしまいましたがストラダーレのアルミのトランクを作りたくなってしまいまして、インストの指示通りに塗装の済んだリアフードのインナーを加工しました。
中央のトランク部分の両端に糸鋸で切り込みを入れておいてアルミ板を差し込んで接着し他の面に合わせて削っております。
塗装は当然やり直しになります。


他の面にもアルミ板を貼っておおまかに削ってみました。と書けば簡単なのですが両サイドの部分になるべく傷が付かない様に注意深く加工する必要が有ります。


アルミ板の部分を1000番のペーパーで奇麗に磨き上げてやると余り光らないネズミ色の様な光り方になりますのでこれでは少し金属っぽく無いので真鍮のワイヤーブラシを使いこすってやりますとへアライン仕上げに近い感じになります、実は私はこの仕上げ方が好みでして方々にこの仕上げ方を使用しています。アルミのトランクと両サイドの袖の部分に接した部分にやはり少し傷が付いてしまいましたのでパテを盛って面を仕上げておきました。下地には気を使わなければなりません。


まず全体にミッチャクロンをプライマー代わりに塗装します。
その後ウレタンクリアーを塗ってアルミ地の酸化を防止します、その後に中央部をマスキングして両サイドをセミグロスブラックで塗装します。こうする事でアルミとブラックの部分のメリハリがつきますので良い感じになるのではないかと・・・思います。


これで中央部がアルミで出来たフードのインナーの感じが出たでしょうか?実際にはカウルを開けるか外さないとここは見えませんからね~どれくらいの効果が有るのかわかりませんが実車の画像を見た場合には結構見えますのでこの様な表現にしてみました。


実際にカウルの内側に付けてみるとこんな感じです。余り目立たなくなってしまうのはちょっと惜しい様な気がしますね。

サファリのリアカウル

2012-04-03 21:47:36 | Lancia Stratos
今日の山陰は(と言うか日本国中ですが)風が強く出雲市ではトラックが横転したとの事、私の住んでいる安来でも風が強くアトリエの建物がミシミシ音がする事も有りました。
さすがにこんな日は埃が多く舞っていますので塗りに関する作業は出来ませんね。

本日は外での農作業も中止してアトリエ内で、一昨日ご紹介したキットの検品と出荷準備をしておりました。
自分が作っていないキットの検品作業というのはなかなか大変な物でして1/43の場合パーツに一つずつナンバリングされている訳では有りませんので部品を見てもそれが本当にその部品なのかよくわからない調べながら確認をするのですが10個程ですがなかなか時間がかかります。
キットの袋にはすでに経年変化で融着した部分が外破れている物も有りましたので検品して全て新しい袋に入れ直しておきます。
そしていくつかご注文を頂いた物を発送する為に準備致しました。

さて本日の作業はサファリのリアカウルです。
昨日制作したテールランプを取り付けてみました、周りの黒いガーニッシュとテールランプの大きさのバランスはなかなか難しい物でして黒いガーニッシュが太すぎても細すぎてもいけないですね。リアから見た場合のバランスは他の車よりも難しいかも・・・タバコの銀紙のディンプルが良く見えますね。

テールレンズが付くと次はアニマルガードです。
このアニマルガードは4箇所のピンでボディに付くのですがすでにガード自体にピンをハンダ付けしていますので少し引っ張って広げる様にして取り付けます。
接着はエポキシ系の接着剤をピン穴の中に入れておいて接着する事になります。
ウ~ンなかなか良いじゃないか(笑)


ついでにリアのカウルに有る小さなトランクのロック解除のボタンを作ります。
サファリにこのボタンが有るかどうかよく分りませんが・・・無くても変なので一応付けておきます。
0.8mmの洋白線をリューターにくわえて磨き金属リングをほんの少しの瞬間接着剤で止めてからリアフードに解除ボタンを取り付けます。


ここまで来てエンジン後方の太いフレームをボディの方に接着する為に最終の削り合わせを行いました、まあそれ自体は容易い事なのですがこの取り付けたフレームがリアカウルに当たってしまいどうも上手く締める事が出来ない・・・これは困った。
当たったのはサファリではなくてストラダーレの方です・・・(汗)
もうボディも塗装済みですし・・・仕方が無いからカウルの裏側を削ってみました。やはり塗膜の影響か・・・。



テールランプが・・・使えない(汗)

2012-04-01 23:12:22 | Lancia Stratos
昨日制作していたテールランプなのですが、何だか様子が変なのです。
画像ではよくわからないかもしれませんが、旋盤でアクリルを挽いた時には表面に傷が残りますのでクリアーレッドなのかクリアーオレンジなのかよくわからないのです。
普通はクリアーラッカーを塗ると傷が埋って色がわかるのですが・・・今回はよくわからない・・・よく見てもクリアーレッドなんですよ~。
昔フェラーリかなんか作った時に赤いテールを作る為にクリアーレッドの板を2枚貼った事が有るのですが、間違えてこれを削ってしまった様ですね・・・残念ですが使えないです。


仕方ないので作り直しです。
クリアーを塗ってリフレクターの赤いデカールを貼ってウレタンクリアーを塗りましたが如何でしょうか?今度はばっちりとオレンジですね。


例のキットがやっと届きました。


詳細は新入荷商品のお知らせをご覧下さい

http://sinnyuuka.exblog.jp/18065588/

又は左側のブックマークから新入荷商品のお知らせをクリックして下さい

そう言えば「まるおさん」が少し前にこのキットを入手していらっしゃった様でご自分のブログでご紹介をしていらっしゃいます、もしお時間がございましたらご訪問して見られたら如何でしょうか?

まるおさんのブログ

http://pub.ne.jp/daybreak43/

このブログの3月3日と3月10日の所に書き込みが有ります。