Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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完成直前か!?(笑)

2012-05-01 12:17:57 | Lancia Stratos
昨日は、余りにも多忙で更新をする事が出来ませんでした。
楽しみにして頂いた方には申し訳ないです。
夜も余りの疲労に爆睡!気が付いたら今日になっていました。
一瞬目が覚めたのですが・・・仕方が無いな~もう真夜中の3時半なのでそのまま朝まで再び爆睡(笑)
朝はスッキリ!!
この何年か前から安来文化協会会員になっているのですが先日の総会で理事に就任させて頂く事になりまして今年から微力では有りますが皆さんのお世話をする事になりました。本日はその第一回目の理事会となっておりまして午後から2時間程出かけなければなりませんでした。
余り雑務が多くなっても自分の仕事が出来なくなるので、刃物まつり企画委員会の委員は今年で最後にしようと考えたりしております。
まあこちらの方は3年間もやっていまして今年はラストイヤーと自分で考えていましたので出来る限り時間を裂き、出来る限り意見を言って来たつもり(他の方の気分を害さない程度にですが・・・気が付いていない事も有ったかもしれまいけど)ですそう言う意味ではまあ悔いは無いですね。

本日は昨日更新が出来なかった部分をご紹介致しましょう。
さて画像はサファリのエンジンルームですがガソリンタンクのクイックフィラーにロックを追加しました。
こんな所まで??と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
おまけにクリアランスは確保していたのに塗膜が少しクリアランスを狭めてしまった様でロックの部分がボディに当たってしまうのですし型が無いので少し微調整して収まりました。


お次ぎはラリー仕様のカウルを止めるキャッチピンですが、これはキットのエッチングになかなか繊細な物が付いておりましてそれを使用致しましたリアカウルには6個、フロントカウルには2個のキャッチピンが取り付けられております。


ストラダーレにはさすがにキャッチピンは取り付けられていません・・・まあこれが付いているとかなり無骨な印象ですからね~
しかしフロントカウルには少し上品な感じのキャッチピンが付いている様です。
この部品はラリー用とは明らかに違いますので自作をする事になります。
0.4mmの洋白線の先を0.5mm程の長さで潰してそこに0.4mmの穴を開けます。
開けた穴に外径0.3mmの金属線で作った外径0.8mmの金属リングを通して外れない様にカシメました。


ワイパーを取り付けます。
まあ文章で書くと何でそんな簡単な事を紹介するのか??解らないでしょうね。
しかし、ストラトスのウインドはかなり曲面が強くどちらかと言えば左側からアームが出て停止位置が右側なのでかなり調整をしないとワイパーアームがウインドスクリーンに当たってしまうのです。当たれば当然ブレードはスクリーンに密着しないですよね。・・・これもかなり不自然でしょう。そこで曲げ具合などを調整して不自然にならない様にする訳です、これに意外と時間がかかるんですよ~。ついでにウォッシャーノズルもインセクトピンの0番を使って作り足しておきました。


次はドアミラーがまだ手付かずでした。
これは作らないといけない事は解っていましたが・・・余りにもひどい部品でしてこれをいったいどうした物かと考えていたのです。
(画像は一番マシな物を撮っています、ひどいヤツはもう既に折れかかっています)
コレくらいひどい物ですと削って形状を直した途端にミラーのステーの部分の細い部分がポロッと折れてしまう・・・などと言う事が起りやすい訳ですね。
記憶によればいくつ目かのストラトスを作った時に実際に起ったはずです・・・(笑・・・いやいや笑えないですって)

本日はストラダーレです

2012-04-29 22:55:22 | Lancia Stratos
本日はGW2日目という事でご来店も結構多くまた午後1時半からは近隣の町内の溝掃除にかり出されましたので製作時間はそう多くありませんでした。そんな中で作ったのはストラダーレのマフラーエンドです。
実はこの部品は真鍮で作ってメッキに出す事にしていましたが長さが少し短く感じましたのでこの際洋白丸棒から作り直して磨きで仕上げる様に変更致しました。
まずは旋盤で荒削りです。


次に真鍮パイプに仮止めしてリューターで仕上げます一番エンドの部分の外径は2.0mmで内径は1.7mmにしておりますのでエッジの部分の厚みは0.15mm・・・外径はそれをさらに磨き出しする為に厚みがさらに薄くなっているはずですね。画像を見て気が付かれる事が有りますか?この様な場合は何時もは安いリューターを使っていますが本日は精度が大切なのでセンターのブレの少ない物で行っています。
1.2mmのパイプをくわえる為のスペーサーはカミム◯さんが譲ってくれた物でセンターを実に綺麗に決めてくれます。
かなりの種類のサイズがセットになっていまして重宝しています。
画像ではまだ修正途中なのでテーパーの中央部分が少し膨らんでいますが、これは私が気に入らない所でしてここを真っ直ぐになる様にリューターで修正したい訳です。


制作した物を取り付けてみました・・・


一見何の画像かどこを見せたいのかよくわからないかもしれませんが・・・ガソリンタンクの給油口を取り付けてみました。この部品はキットではエッチングのメッキ済みの物が付いていますが立体感がないので不採用になってしまいました。替わりにアルミの丸棒を旋盤で挽いて中央に切れ込みを入れておいてツマミになる部分を接着して削った物です質感、立体感ともこれなら良いかと思います。上側の画像では給油口が付いていない事がわかりますね。下側では付いていますね。


本日はサファリのストラトスです

2012-04-28 22:22:48 | Lancia Stratos
何やら懐かしい値段表の付いた洋白線ですね。
福原金属製の洋白線0.1mmで恵比寿のミスクラの値段札付き・・・どっちも今は存在しません。
ずっと昔上京した時にまとめ買いしておいた物ですね・・・懐かしい~!
ピンバイスは0.4mmのキリを反対して固定しております・・・これで何を作るか・・・ですね。


作ったのはこれです。
内径0.4mmで線径0.1mmのスプリングでして何に使うかと言えばサファリラリー仕様のマフラーの固定用のスプリングなんですね。このスプリングの両端に輪を作っておいてそれでサイレンサーを固定しようと思っております。


片側のスプリングの輪を片側止めておきますが、反対側を止めれば一件落着ですがこれがなかなか難しい・・・
残った方を引っ張って止めようとするとピンセットから外れて飛んでいってしまいます。
校なるともう異次元の世界に行ってしまい探し出す事は無理になってしまいます。
一工夫するとすれば片側を引っ掛けておいた時に瞬間接着剤で通した輪を固定しておくと飛んでいく事が無くて助かります。そうピンセットから外れても大丈夫なんです。


マフラーエンドのサイレンサーがスプリングに寄って止まっているのがわかりますね・・・。
まだ反対側が有りますからもう少し頑張りましょう~!やってみると意外に簡単なんですよ。


そうそう、大切なお知らせが有ります。
ミネルバ43のフェラーリ250TR(RHD)の販売が始まりそうです。
すでに出荷の準備が出来たという連絡が入っております。
アナウンスしたのが昨年の2月頃で随分時間が経過しておりますので数日前にご予約を頂いた方々に確認のご連絡をさせて頂きました。
お二人の方からはご返事がまだ有りませんがこのチャンスを逃せば入手は難しくなるかもしれませんので、一応数は押さえておきました。ご予約を頂いていた方はご安心を!
ご予約を頂いた方でそんなメールを見た事がない方は画像を添付していますので迷惑メールになっている可能性がありますので迷惑メールボックスを探して頂くかこちらにご連絡を頂ければ再送致します。

(ミネルバ43のHPより引用させて頂きました)

大きさですか????

2012-04-26 23:02:11 | Lancia Stratos
直メを頂きました。
一体大きさはどれくらいなの?????って

まあ、私の書く記事の中で突っ込みを入れる方は大変珍しいのですが・・・
あ~勘違いをしないで下さいね書くなと言っている訳じゃないのです(笑)
突っ込み所満載の文章なので・・・爆笑・・・誰かの文章の様にそつ無く書く事が出来ない・・・

まあそれは良いのです画像に語らせましょう。
こんな大きさです(笑)

同様な物をサファリの為にプラ板で作りました


ラジエターキャップは自家製のエッチングで再現です・・・クロームメッキも施しました。


エンジンルームでは全ての作業が完了致しました・・・。

ストラトスは最終コーナーにさしかかりました(笑)

2012-04-24 18:46:30 | Lancia Stratos
今までかなりの数の細かな部品を作って来ましたが現時点でまだ作ってない物にラジエターのサブタンクが有ります。
このサブタンクはミッドエンジンの場合は後に有る事が多いのです、理由はラジエターの位置よりエンジンの高さが高いからなのです。
ラジエターのサブタンクはエア抜きを兼ねる事が有りますので一番高い位置に付けてやる事でここから冷却水の中のエアを抜く事が可能になります。ストラトスもご多分に漏れず後に有りましてストラダーレではエンジンの後側の脱着式のフレームの内側の部分に真鍮製の物(カラーはブラックです)が、またサファリはエンジンの右前側に樹脂製の物が取り付けられています。
本日はストラダーレの真鍮製の物を真鍮素材で作ってみます。
素材は3種類の厚さを持つ真鍮板で0.3mm/0.5mm/1.0mmの厚さが有ります。


0.5と1.0の真鍮板をハンダで仮止め致します。


四方を削って長方形を作ります。この長方形の大きさは厚さが1.5mm幅が3.0mm長さが4.0mmです。


次の角を丸める様に削ります。0.5mm側から0.5mmの径の穴を貫通しない様に開けてあります、この穴がピンの穴になりますし位置決めの穴になります。


一旦ハンダコテを当てて分解しまして1.0mmの真鍮板の部品の穴に0.5mmの真鍮線をハンダ付けします。
その後0.3mm真鍮板の一部に穴を開けてピンを通してピンと0.3mm及び1.0mmの真鍮板をハンダ付けして0.3mmの真鍮板を1.0mmの真鍮板よりも少し大きく残る様に削ってゆきます。


0.3mmの真鍮板の1.0mm真鍮板を貼った方とは反対側に0.5mmの真鍮板をハンダ付けして研磨して形状を整えます。
ラジエターキャップが付く部分を1.0mm真鍮線で作りましてハンダ付け・・・個の時に簡単に分解しない様に0.5mmの真鍮線を通しておく訳です。


おおまかにサブタンクが完成致しました。

このサブタンクは実車では真鍮板をプレスして合わせ目にハンダを流して作りますので合わせ目の部分が少し飛び出しています。この合わせ目の部分が0.3mmの真鍮板になっている訳ですね。
している作業はそう難しい物ではないのですが言葉で説明をするのはなかなか難しいですね・・・(笑)