僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

紙の月(角田光代)

2015年01月11日 | よむ

乙女心は難しい。

心のバランスが崩れた時にわかりやすく表れるのが

財布のヒモ

であることはわかっている。

しかしここまで見事に崩れる人の気持ちはわからないなぁ。

途中途中にも主人公のリカですらわからないという描写を多用して

よけいにわからない。

タイトルも受け止め手によって解釈の異なる

抽象的な『紙の月』だし。

月に照らされた夜ってとても綺麗だけど

月自身は自ら輝くことはできず

しかも紙だから真っ暗な道を照らそうにも

偽の光でしか照らせない。

その渇望と葛藤の中で

無意識に本当の光を求めるリカを表した題に感じた。

ネットではpaper moon

の寓意という意見が多数を占めるみたいだけど

真意はどこにあるんだろう。


正統派鏡開き!(清水)

2015年01月10日 | ぶらぶらする

30年ぶりくらいでどんど焼きに参加!

お飾りを焼いて

甘酒・ぜんざいを頂き正月の終わりを満喫。

さらに本日のメインイベント。

焼きミカン。

今住んでいるエリアではミカンを竹の先にさして

丸焼きにする習慣がある。

まさにこれを見たくて1年間待ち焦がれたのだ。

焼いたミカンはおいしくいただくと

風邪の予防になる。

と聞いたのは全くのガセネタで

軒先に飾り無病息災のお守りにするのだそう。

いやーかっこいい。

さて家に帰ってからは自宅の鏡餅の鏡開き。

カビルンルンをこそげ落としてから

包丁を使わず1cm四方に解体。

浅めに張った油で揚げて

醤油や塩コショウを振って

自家製おかきの出来上がり!

今年も無病息災で過ごせますように。


地の果ての獄(山田風太郎)

2015年01月07日 | よむ

初の山田風太郎。

魔界転生やらくノ一忍法帳やら

せがわまさきやらで目にすることの多い

ファンタジー時代作家。

明治黎明期の北海道監獄を舞台に

一話完結で話は進むのだが

もうね

なんというかね

人間一人ひとりを個性的に描き出す手法が秀逸。

一癖二癖どころじゃすまない囚人だらけにしあがっとります。

当然娯楽小説の域はでないのだけど

お色気のイメージが強かっただけに

映像化作品とはやや違った印象をうけた。


丸和商店(浜松)

2015年01月06日 | いろいろいただく

『浜松餃子』

とはいうが

店で食べる餃子は真の浜松餃子にあらず!

餃子とは専門店で購入後、

持ち帰って家族で焼いて食べるもの。

というのが本来の浜松っ子のスタンスらしい。

確かに持ち帰り専門の餃子店は舌を巻くほど多い。

そんな餃子には一言も二言もうるさい

餃子市民が群れをなしてでも食べたい餃子屋がこちら。

山奥に佇む浜松餃子の雄

『丸和商店』

冷凍餃子と生餃子の持ち帰り餃子しかおいていないが

冷凍はほぼほぼ予約向けのようで

ブラっと入ると生餃子オンリーになるっぽい。

そんな浜松市民の胃袋を満たしている冷凍餃子がこちら。

パカッ!

餃子って家で手作りするのが手間もかかるけど一番旨くて

買ってくるのはどれも十人並み

ってのが通説だけど

これは美味い!

さっぱりなんだけど

ちょっとコクもあって

毎日でもあきない味だな。


大和ゆとりの森(大和市)

2015年01月03日 | ぶらぶらする

 

米軍厚木基地に隣接する

大規模複合遊具を有する公園。

土日以外は

爆音を轟かせて基地に発着する飛行機の姿も楽しめる。

(↑好きな人限定)

なんといっても最大の売りは

トランポリン広場。

砂糖に群がるアリンコの如くちびっこが飛び跳ねる。

夏場は広場でBBQが楽しめるらしい。

富士山も綺麗に夕日に映えるが

寒くなろうが日が暮れようが

お構いなしに飛び跳ねる

チビコを帰らせるのに一苦労。