隣駅の草薙神社まで草薙大龍勢を見物にゆく。
龍勢とは昔の狼煙の原型で、
巨大なロケット花火のこと。
どのくらい巨大かというと、
棒の部分は20メートルくらいあり、
弾頭の大きさはご覧の通りだ。
ちなみに昼の部は龍勢といい、
夜の部は流星と表記するようだ。
草薙駅から無料シャトルバスにのり、
10分ほど歩いて草薙神社へ到着。
神社の上手が観覧会場となる。
どなたもビール片手にゴザひいて、
田舎の催しって感じでなんだかほんわかする。
この龍勢、草薙神社の神事もかねているようで、
射出の度に、
「東西とぉざ~い・・・草薙神社にぃ~御奉納ごほぉ~のぉ~・・・」
と独自の節回しで協賛企業や作成チームを読み上げる。
呼び出しが終わると数秒に向かいの山のふもとから
白煙をあげて龍勢が射出される。
でうまくいけば100メートル以上はあがって炸裂し、
さらに炸裂をくり返しながら
色とりどりの軌跡を描きながら弾頭が落下してくる。
20分毎くらいで射出が繰り返されるが、
上手いこと上がるのは3本に1本くらいで、
あとは何某かの残念な形で終わる。
余談ながら草薙駅前には草薙神社の大鳥居と
なんだか不思議な犬像がある。
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