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フランシスコ1世 ローマ教皇のメッセージに、今更ながら恥じ入ってしまう。

2019年11月26日 14時31分55秒 | 日記
 フランシスコ1世ローマ教皇が来日され、日本から世界に発した平和メッセージは、核兵器の根絶と核平和利用も原発事故を生み出す危険性もあると、核の使用をやめるべきだとの、厳しいメッセージだった。

 思い返せば、日本は世界でも唯一の、広島・長崎の核爆弾の犠牲国であったし、東日本震災の時の福島原発事故の大きな被害国であったのだ。

 まして原子力発電に関しては、経済面の優位性を政府は主張して、原発の抱える危険性にはホッカムリだ。

 戦後70年が経ち、果たして日本の政治家がローマ教皇のように、世界に核使用の脅威を訴えてきたであろうか?

 その後の、米ソの対立という二大覇権国の狭間で、米国の核の傘に守られるという政治判断をせざるを得なかったのかもしれない。

 政治家と宗教家の立場の違いもあっただろう。しかしローマ教皇から、あれだけの明確なメッセージを聞かされると、筆者が首相の立場であると、恥じ入ってしまうところだよ。

 日本の国民としても、広島長崎の原爆の日に、アー今日は原爆を落とされた日かと、まるで他人ごとのように聞き流してきたことを、今更ながら反省するよ。

 日本は、どちらかというと仏教国であり、神社を信仰する人たちも多い。しかし国内の宗教界からもこれだけの強いメッセージを聞いた記憶がない。

 筆者が聞いてないだけで、いやいや宗教界から発信されているよ、というなら、大いに結構なことであるけど。

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