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政治ネタ漫才が、今話題になっているという。

2017年12月28日 10時43分58秒 | 日記
今朝28日のTV朝日モーニングショーで、お笑い芸人 ウーマン村本漫才コンビの政治ネタ漫才が、話題になっているとの紹介があった。

 村本さんは福井県の原発のある街の育ちだとの事で、子供のころから住民の間に政治的な話が飛び交う環境にあったという。

 そして彼がお笑い芸人で舞台やTVに出るようになり、日本の芸人たちが取り上げる話題に、全く政治的な匂いがない事に疑問を持ったとの事だ。

 米国でも欧州でも、芸能人が厳しく政治批判をすることが普通であり、日本の芸能人があまりにも政治問題を取り上げないのに違和感を感じたという。

 彼らの早口漫才で取り上げている高座のビデオも紹介されていたが、福井の原発問題から沖縄の米軍基地問題、地震被害のあった熊本県の被災地住宅問題などを取り上げていた。これらは日本人皆の問題であるのに、あえてこれらの話題から目をそらしている人たちに、あなたたちの問題なのだと指摘するという漫才ネタの運びだった。

 そしてこれには、TVが視聴率を取ることに執着して、不倫の話題や相撲界の話題にばかり時間を割いていることに原因があると指摘していた。

 まさにTVメディア批判が、その中で仕事をしている人から出たことだ。

 筆者も思うのだ。まさにその通りで、日ごろTV視聴に時間を割いている人たちは、政治的な話題に入ろうとしなくなっているのだろう。

 しかし、一方でそういう国民になることを、あえて望んでいる政治家どもがいることも事実であろう。

 いつの間にか、日本の軍備が増強され税金の使途はそちらに優先されている。そして福祉厚生に回される税金は減り、庶民の税負担はじりじり増えるが、企業の法人税は大幅な減税措置が取られていく。

 国民の生活の困窮は消費減となり、結果的には企業の収益に影響するのだが、当面の減税に喜び福利のカットに企業は文句を言わない。

 かっては世界2位のGDP大国であった日本は、中国やインドにも抜かれていく老大国になりつつあるのだが、果たして大国の存在でいれるかどうかは疑問の残るところだ。 貧困が国民のなかにじわじわ浸透しているように、筆者は感じてならない。

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