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日経平均株価の上昇は、今後見込まれるのか?

2018年02月07日 17時37分31秒 | 日記
 米国の株価大幅安を受けて、昨日6日の日経平均株価も、一時は1600円安まで値下がりしていた。結果終値は1000円強の値下がりで終了した。

 昨日のNY株式市場は約半値の値戻しがあり、今日の日本の株価がどこまで反発するか注目を浴びていた。

 午前の終値は600円程度上昇したが、後場に入って伸び悩み、結果的には35円高の21,645円で終わり、22,000円に乗れなかった。

 果たして、米国の景気は本当に絶好調なのだろうか?

 たしかにApple、Google、AmazonといったIT系企業は業績が良いところが多い。

 しかし個別に見るとAppleの最新機種iPhoneXは、世界的には販売数量は伸び悩んでいるといわれている。やはり性能的に飛躍してきている中国ブランドのスマホが、価格も圧倒的に安く人気だという。

 Amazonも業績が順調に伸びているが、家電、衣料、食料品とあらゆる消費材分野で扱い商品っを増やしており、今まで営業していた専門店などが急激に販売量を奪われ、業績悪化や倒産の憂き目にあう店舗も多いようだ。

 ネット通販の増加で、日本国内でも同じような業績不振に陥る小売り業種が生まれている可能性がある。

 ネット通販が伸びれば伸びるほど、大型ショッピングセンターの客足が減少するという、深刻な現象が生じる可能性がある。

 個人の所得が大きく伸びない日本の現状では、デフレ脱却は望めないだろう。

 日銀黒田総裁と安倍首相が、デフレ脱却、2%インフレ目標を掲げて金融政策やアベノミクスを取り組んで4年以上になるが一向に上昇しない。

 株式相場の上昇を企んで日銀が株を買い集め、株式市場も官製相場といわれて久しいが、結局は米国株式市場の影響をもろに受け、米国株式の強気な相場継続に、日本株も連れ高を演じていたが、米株の値下がりが始まると見事に値下がりするというのが日本株式市場の実体だ。


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