元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

ここにきて内閣不支持が増えた、毎日新聞の世論調査。総裁選は安倍三選になっても良いのか?

2018年07月30日 13時25分27秒 | 日記
 国会も休会に入り、自民党総裁選がメディアの話題の中心になっているようだが、安倍三選が確実視されているようで、全く面白いニュースはない。

 このような中で、定期的な毎日新聞の世論調査が、今朝の朝刊に掲載された。

 安倍内閣の支持率は支持、不支持が拮抗する状態が続いていたが、ここにきて、不支持が支持を上回った。

 最近の国会審議で成立した、参院定数を6議席増やす改正公職選挙法や、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法の成立など、多数決の論理のごり押しによる成立に、ろくな審議もせずに可決する国会に、国民は冷ややかな目で見ていることは確かだろう。

 そして、ここにきて大きん被害を出した、西日本豪雨災害に対する政府の対応のまずさも、大きな非難を浴びた。


 現行、安倍内閣の、緊張感のなさが、国民の目にも疎ましく感じられるのだろう。

 しかし、このような状態で、安倍内閣が総裁選の結果、三選され推移しても良しと、与党は考えているのだろうか?

 少なくとも、石破氏が善戦し、安倍首相がかろうじて当選するくらいの緊張感がない自民党総裁選で終わるなら、国民は本当に政治に無関心な層が一段と増えることになり、日本の政治の危機に拍車がかかると筆者は思う。


(毎日新聞デジタル版より貼り付け)

毎日新聞世論調査
参院6増、評価せず67% 内閣支持、横ばい37%
毎日新聞2018年7月30日 東京朝刊

 毎日新聞は28、29両日、全国世論調査を実施した。先の通常国会で成立した、参院定数を6議席増やす改正公職選挙法への評価を聞いたところ、「評価しない」が67%に上り、「評価する」の18%を大きく上回った。カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法の成立についても「評価しない」が65%で、「評価する」は20%にとどまった。(2面に関連記事と「質問と回答」)

 安倍内閣の支持率は37%で、6月の前回調査の36%からほぼ横ばい。不支持率は44%で前回の40%から4ポイント上昇した。5カ月連続で不支持が支持を上回った。

 改正公選法では参院埼玉選挙区を2増、比例代表を4増し、比例代表に「特定枠」を導入。自民党は「合区」対象県の選挙区から出馬できない候補者らを特定枠で救済する狙いがある。「支持政党はない」と答えた無党派層のうち71%がこの法改正を「評価しない」と答え、自民支持層も「評価しない」が60%。有権者の理解は広がっておらず、来夏の参院選に向けて批判がくすぶりそうだ。

 一方、死者200人を超える大きな被害を出した西日本豪雨については、政府の対応が「十分ではない」と答えた人が68%に上り、「十分だ」は20%だった。自民支持層でも54%が「十分ではない」と回答した。

 主な政党の支持率は、自民党30%▽立憲民主党10%▽共産党4%▽公明党2%▽日本維新の会2%▽国民民主党1%--など。無党派層は42%だった。【倉岡一樹】

(貼り付け終わり)