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オウム事件の死刑確定者の全員が執行されたが、オウム事件の内容分析が急務だ。

2018年07月26日 11時50分41秒 | 日記
 7月26日午前中に、オウム真理教・林泰男死刑囚ら、残りの元幹部6人の刑執行されたと速報が流れた。

 7月6日に元代表の麻原彰晃(本名:松本智津夫)ら7名が死刑執行されて以来、20日後に残り6名が死刑執行され計13名の、オウム事件死刑確定者が全員死刑執行されたことになる。

 オウム事件は、日本がバブルで浮かれていたころに、衝撃的な国内テロ事件であった。特に地下鉄サリン事件は被害者が6千名以上に上り、日本の将来に言い知れぬ不安を与えたものだった。

 宗教者だけではなく日本国家の改造を行いたいという尊師の幻想のもとに,サリンの開発、戦闘集団の育成と、当時の上区一色村に作られたサティアンと呼ばれた巨大な施設も建設されるなど、その実行力を知らされて多くの日本人が驚愕した。

 今回死刑執行された信者には、高学歴でまじめだった人達もおり、あれだけの大事件を引き起こした集団心理など、マインドコントロールでそこまで人格が変わるものなのか、これを機会にオウム事件の徹底的な詳細な分析が必要と思われる。

 若い人たちには、オウム事件の詳細を知らない人たちも多く、今でも名称を変えたアレフに入信する若者がいるようだ。

 宗教には信教の自由があり、簡単に排除することはできない面もあるが、オウム真理教の宗教的な面も含めた行動内容の総括を、公的機関が行わなくても、信頼のおけるメディアやジャーナリストが行うべきだろう。


(ハフィントンポストより貼り付け)

オウム真理教・林泰男死刑囚ら元幹部6人の刑執行 13人全員の刑が執行される
松本智津夫死刑囚らに続く形
2018.07.26..

 オウム真理教の元幹部6人に対する死刑が7月26日、執行された。NHKなどが報じた。
 6人の幹部は、林泰男(60)、豊田亨(50)、広瀬健一(54)、岡崎一明(57)、横山真人(54)、端本悟(51)の各死刑囚。
関わった主な事件は以下の通り
 地下鉄サリン事件:林、豊田、広瀬、横山
 松本サリン事件:林、端本
 坂本弁護士一家殺害事件:岡崎、端本

 オウム真理教は元代表の麻原彰晃(本名:松本智津夫、死刑執行)や信者たちによって、1989年の坂本弁護士一家殺害事件、1994年の松本サリン事件、1995年の地下鉄サリン事件をはじめとする数々の事件が引き起こされた。一連の事件ではあわせて29人が死亡、6500人が被害にあった。

 オウム真理教関連で死刑が確定していた元幹部は13人。麻原死刑囚ら7人に対する刑執行は、7月6日に行われた。
逃亡していた一部の信者も含めて、教団による一連の事件の刑事裁判は、2018年1月に終結した。
 法務省は3月、東京拘置所に収監していた死刑囚13人のうち、麻原死刑囚らを除く7人を別の拘置所や拘置支所に移送していた。

(貼り付け終わり)