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「私立大学研究ブランディング事業」に、またまた加計学園グループが2校も受けているという。

2018年07月06日 16時09分03秒 | 日記
 東京医科大と文科省の局長の受託収賄事件で、文科省が実施している「私立大学研究ブランディング事業」という存在があることを、筆者は知ったが、貴重な税金が色々と使われているのだ。

 私立大学がそれなりに、役立つ事業をしてくれるなら良い事ではある。しかし加計学園問題を追及している田中龍作氏の報告で、この「私立大学研究ブランディング事業」で、またまた加計学園グループの2校が競争率5倍の中で受けているというのだ。1学校法人で2大学が選ばれたのは加計学園のみである。野党合同ヒアリングで明らかになったという。

 そういう事なのだ。教育関係の目立たない援助は、今治市への獣医学部誘致の優遇措置でもそうだし、政治家が直接関与しなくても、官僚の忖度で公金を堂々と私物化できるシステムを作れるのだ。

 局長の息子の入試疑惑で明るみに出た「私立大学研究ブランディング事業」だが、なんと加計学園は堂々と選抜されて受益している。しかも選抜過程も、あいまいで闇の中、議事録は存在しないというずさんさだぞ。

 こうして我々の税金が堂々と使われていく。もちろん政権の責任者は知らぬ存ぜぬと言い、刎頚之友の理事長はひそかに税金を受けとる恩恵を与えられるのだ。

 しかしこういう事が許される日本は、汚職の摘発の厳しい、お隣の韓国や中国の後塵を浴びることは間違いない国に転落するだろう。


(田中龍作ジャーナルより貼り付け)

新たな安倍案件 文科省受託収賄事件に加計学園が2校
2018年7月5日

 受託収賄で特捜部に逮捕された文科省の局長ばかりに焦点が当てられる「私立大学研究ブランディング事業」。
 競争率5倍で79億円(平成29年度)もの国費を投入して行われる援助事業なのだが、加計学園が2校(千葉科学大学、岡山理科大学)も選ばれていることが、きょうあった野党合同ヒアリングで明らかになった。

1学校法人で2大学選ばれたのは加計学園のみ。
 援助金額は2校合わせて約8千万円(7,973万円/初年度=平成28年度)。文科省の説明によると1校あたり2〜3千万円程度が目安。加計学園に対する優遇は明らかだ。ちなみに東京医科大学は3,500万円(平成29年度)。
 きょうのヒアリングで文科省が加計学園への援助金について明らかにしたのは、初年度(平成28年度)のみだった。平成29年度と30年度はいくら注ぎ込まれたのか。援助期間は5年だ。加計学園への援助は来年度も再来年度も続く。 

 選考過程も不透明である。山井和則議員の追及に文科省の児玉大輔・高等教育局視学官は「選考過程の話なのでどこまでお答えできるか・・・」とウヤムヤにした。議事録についても「残していない」と答えた。
 選考は申請書を点数化して決めるのだが、文科省は点数の決め方についても明らかにしなかった。点数順ばかりでなく、委員会の合議による部分もあるという。裁量が入る余地を残したため、問題が起きた。

 国費を投入する案件で議事録を残していないはずがない。安倍案件になるとすべてが闇の中となる。
 田中の近くにいたクラブ詰めの記者は「山井さんの気持ちは分かるけど、ここは加計(加計問題・野党合同ヒアリング)じゃない。加計でやってくれないと・・・」と愚痴った。
 本質は加計と同じ、安倍友への税金垂れ流しだ。だが、記者クラブメディアは官邸の目論見通り、東京医科大学と佐野官房長(当時)の贈収賄で行きたいのだろう。

(貼り付け終わり)