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安倍・石破の自民党総裁選に話題が移っているが、この国の将来も考えよう。

2018年07月28日 12時08分02秒 | 日記
 安倍総理が三選に向かって、石破氏と対決姿勢をあからさまにしているという。

 どちらにしても、我々に選択肢がある訳ではないため、自民党員の中で決めれば良いことだとは思う。

 しかし、安倍政権の5年間で、日本はなんだか変質してきているように、筆者は思う。

 国家権力がらみのモリカケなどの、不正疑惑も一向に解明されず、米国に対するポチぶりは、トランプ大統領になってからは、本当にこれで大丈夫なのかと不安になるほどだ。

 国家権力の監視や批判も重要な機能である大手メディアが、公権力に口を閉ざしているように感じるのも、将来に対する不安の一因だ。

 心配なことに、国の将来の発展につながる基礎研究の論文提出数は、米国や中国にはるか遅れて順位を下げている。これも安倍政権が応用技術研究の強化を主にカネを出すとしたために、基礎研究者は海外の大学などの研究機関にて研究せざるを得なくなった結果だ。

 そして多様な考え方や生活ができる自由が許されてこそ、新しい事業や商業も生まれると思うのだが、結婚しない女性やLGTPの同性夫婦は生産性がないと、まるで産めよ増やせよの戦前の思想丸出しの意見が自民党内から出てくる、おぞましさだ。。

 しかも、この発言をする議員はみな安倍首相と同じ、日本会議系の考え方の議員たちだ。

 世界の潮流からかけ離れていく感がする日本。 多様な国民があってこそパワーのある国になると筆者は思うのだけど、なんだか先ず国家ありき、その国の国民はこうでなければならぬと、考えているのではないのだろうか?

 しかし、そういう統一思想の国であった社会主義のソ連邦は、とっくの昔に消滅し、中国もまだまだ国家権力が強いとはいえ、国民の多様性には時間をかけて認めざるを得なくなるだろう。

 思想や行動の自由を縛る、独裁国家は長続きしないのだ。そう思っているのだけど、なんだか日本が独裁国家を志向しているように感じるのは、筆者だけだろうか?