元気な高齢者こそ使いたい電子機器

80歳を過ぎても、日々の生活を楽しく豊かにする電子機器を使いこなそう

隣国の中国、韓国との経済交流活発化が、なんと言っても最重要。

2014年02月15日 13時58分50秒 | 日記
 日本政府の対中国政策を見ると、中国の軍事費増大に負けるものかと、軍備費増を図ったり、中国が突然発表した防空識別圏に過剰に反応したり、尖閣諸島の緊張問題などなど、政治の世界だけを見ていると、今にも日中間は一色即発の状態になるのかと思ってしまう。

 しかし冷静に考えてもらいたい。 日中間の貿易量は2年前頃までは非常に順調に伸びていたし、日本の貿易収支もそんなに悪化していなかった。

 やはり日本が尖閣諸島の国有化を宣言し、中国国内での反日デモが頻発して以降から、日本の対中輸出量、額とも減少に転じた。

 マスメディアはアベノミクス効果で、日本の景気は良くなったと盛んにPRしているが、この騒ぎがなかったなら、円安効果ももっと顕著になり、日本車の販売数量なども大幅に伸びていたであろうと思われる。

 最近になり、ようやく日本車の中国国内での売れ行きも、減少前の数量に回復してきたようであるが、日本の産業界にとっては、政府の取る対中政策が大いに経済界の足を下方に引っ張った結果になっていると言える。

 中国人の観光客も日本に回帰してきているようであるが、今やグローバル経済から逃げられない環境下にあっては、資本もカネも人材も流動的に動き回る世の中に変貌しているのだ。

 時として日本のアイデンティティーは何なのか?と言う位に、文化や流行、商品が好まれるようになると、急速に各国に広まる世の中なのだ。

 しかし筆者は思うのだが、国境を感じさせないグローバル化とは、本来それで良いのではないのだろうか?

 安倍首相がのたまう「美しい国」なんてスローガンをがなり立てなくても、日本が海外の観光客へのもてなしで、滝川クリステルが言うまでもなく、自然体の日本の接客が評価されているのであリ、周辺の隣国でも日本流のサービスを一生懸命に勉強している状態だ。

 寿司レストランが世界中に急速に広まり、少々日本の寿司とは、似ても似つかぬ物が出てくる事もあるようだが、それで良いのではないか? 

 やはり平和で豊かな交流があってこそ、経済効果も高まれば、富も蓄積される。

 日中友好協会新春会が東京で開催され、昔懐かしい自民党のリベラル派だった人々の名前が各団体の会長職で仕事をされているようである。

 今はギスギスした政治行動ばかりが報道されるが、地道な経済交流は中国だけではなく、韓国や周辺東南アジア諸国にも、大いに広げてもらいたいものだ。

(人民報 日本語 電子版より貼り付け)

日中友好団体が両国関係の改善を呼びかける

2014年02月14日13:57

 在日本中国大使館主催の日中友好団体新春会が13日に東京で催され、日中友好団体の代表数百人が出席した。

 程永華駐日大使は式辞で「日本国内ではこのところ歴史問題についておかしな論調がよく聞かれる。中国を仮想敵国として軍拡と憲法改正を急ぐことを主張する声すらある。こうした右傾言動は歴史の定論に対する挑戦であり、平和的協力という中日関係の方向性からかけ離れており、戦後の日本の平和的発展の根幹を揺るがすものであり、その発展を放置すれば危険な結果を招く」と指摘。「民間友好は両国関係の優れた伝統であり、貴重な資源だ。今後しばらく中日関係は依然として厳しい局面に直面する。日本各界の見識の高い人々と手を携えて、共に困難を克服し、両国関係を正しい方向に戻すべくたゆまず努力したい」と表明した。

 加藤紘一・日中友好協会会長は式辞で「日中関係発展の見通しは比較的楽観できる。日中関係の春は必ず訪れると信じている。われわれ日中友好団体はなおさらに、このために努力すべきだ」と表明。日中民間交流の推進に新たな努力を払うよう日中友好団体に団結を呼びかけた。

 河野洋平・日本国際貿易促進協会会長は式辞で「日中関係の春は間違いなく訪れる。日中友好団体は各自努力する必要がある。まず、両国関係にとってマイナスの事はしない。次に、日中関係を少しでも促進すると思われる事については、われわれ各自が努力し、大きな流れとする必要がある」と表明した。

 栗原小巻・日中文化交流協会副会長、海江田万里・日中友好議員連盟副会長、榊原定征・日中経済協会副会長、江田五月・日中友好会館会長らも発言し、日中関係の改善と発展に向けた努力を各界に呼びかけた。韓国訪問を終えたばかりの村山富市元首相も会場に駆けつけた。(編集NA)

「人民網日本語版」2014年2月14日

(貼り付け終わり)