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日経平均株価の下落にビビりまくる、甘利経済産業復興相。

2014年02月04日 12時57分16秒 | 日記
 今日の日経平均株価の前引けは14,236.59 円 ▼382.54 円になっている。

 完全に株価は調整段階に入っていると言えるだろう。

 昨日のNY市場も大幅安で終了いるため、ここ当分は適正株価に落ち着くまで、調整される可能性が高い。

 ビビっている閣僚で、特に甘利経済再生担当相が、早速けん制発言をしているが、閣僚の言葉だけで、安心して上向く株価ではない。

 だいたい、細川氏の出馬に「殿、ご乱心を」などと、失礼な言葉を吐いた男であるから、品性の程度の低さは分るが、細川氏・小泉氏が現自民党政権の危険性に、居ても立ってもおられず、どれほどの思いで出馬されているか、爪の垢でも飲ませてもらえ。

 そうそう、今日は株価の話であった。ついつい脱線してしまうよ。

 特に最近の株式市場は外人の売買が60~70%を占めている東京市場であるから、海外の投機ファンドは、参入も素早いが売り逃げも素早い。

 海外の投機ファンドは、アベノミクス効果で株が上がりだしていると見て、素早く買いで参入したが、ここらで売り時と判断しているのだろう、円高方向に為替も動き出すと、彼等は余計に売りを加速さす事になる。

 それこそ、安倍総理の「今年の日本株は買いだ」といった安っぽい株屋の様な発言に乗せられて、NISAだ何だと株で儲けようと参入した一般庶民は、それこそ最初から痛いお灸をすえられた結果になっている事でしょう。

 筆者も安っぽい株屋のマネをしたくはないが、恐らく円レートが100円を切る円高になってしまうと、日経平均株価は13,000円台に落ち込んでも、決しておかしくはない。

 そして4月以降の消費税8%移行後、日本の経済がどこまで回復基調になるか、東京オリンピックだ、東北の復興需要だと建設関係の需要は間違いなく今後も維持するでしょうが、消費者の財布が膨らむ(給与が増える)事がない状態で、好調な生産、販売が続く業種は何があるでしょうか?

 さすがに経済環境に洞察力のある麻生太郎氏はコメントを控えているとの記事でしたが、それだけを見ても、今後の国内経済の環境の厳しさが予測できます。

 しかも、来年には消費税10%改定のハードルがあるのです。

 恐らく、日経平均株価が再び16,000円台を回復するのには、これから長い道のりを歩くことになると思います。

(ロイター電子版を貼り付け)

円高・株安の急速な動きけん制、「過剰に反応」=閣僚ら発言
2014年 02月 4日 11:17 JST

[東京 4日 ロイター] - 米国の金融緩和縮小を受けた新興国経済への懸念から海外の市場が不安定化し、円高・株安が進んでいることに対し、4日午前、閣僚からは「市場が過剰に反応している」(甘利明経済再生担当相)など、急速な動きをけん制する発言が出ている。

 甘利経済再生相は、新興国への不安が米経済減速の懸念にまで飛び火し、米国株も下落していることについて「市場が過剰に反応しているのを懸念している」と警戒感を示した。その上で、「日本の景況感はいい方向に向かっている。(米株安に連鎖する)連れ子になる必要はない」とし、米株につれ安する必要はないとの認識を示した。

 菅義偉官房長官は円高・株安について、新興国経済への懸念や米国の弱い経済指標により、米国経済の先行き不透明感が高まったと指摘。「投資資金は、安全な資産である米国債に向かうとともに、外為市場でも運用リスクを避けるため円を買い戻す動きがある」との見方を示した上で、「金融市場の動向とその影響を引き続き注視したい」とした。

 一方で日本経済について「現在の景気回復の裾野を着実に広げ、経済の好循環を実現し、アベノミクス3本の矢を打ち込み、デフレ脱却と経済再生に向けた道筋を確かにしていくのが大事だ」と強調した。 

 麻生太郎財務相は、金融市場の動きについてコメントを控えた。

(貼り付け終わり)