ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

「流砂の嵐」というリクエスト

2012-05-21 04:17:25 | Weblog
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早過ぎて,お天気はまだ分からないけど、良さそう

昨日は10:00~21:00(空き時間はあるけど)終日レッスンだった、
土曜日の「ニセコさくら合唱祭」と続いて、家に帰ったらご飯食べて直ぐ寝た、
ここ何日か五月晴れ、ライラックの莟が膨らんでいる。

ゲーム音楽の「流砂の嵐」というリクエストを生徒さんからいただき、
金曜日から書きはじめ、日曜日、レッスンに間に合うようにと、なんとか書き上げた、
You tubeに行くと、ゲームセンターでのパーフェクトゲームが沢山アップされている、
行ったことが無いので分からないけど、何分割かされた「パネル」が「その」音楽に合わせて
様々な・目にも止まらぬ・早さで・「発光」する・・・・その光った部分を指で「タッチ」して
加点して行く、モグラたたきゲームのパネル版みたいな・・・奴・・・・だ。
この世のものとは・・・到底・・・思えない、でも・・・ゲーセンへ行って若者達は
反射神経を競い合っている・・・反射神経というか、あれはお金をつぎ込んで、
出てくるパターンを丸暗記してる風にも見えるけど・・・・・
リクエストをくれる若者(大学生)にも、あれくらい真剣にアコーディオン練習したら
上手くなるよ!!・・・と言ってるけど、

そのゲーム音楽が次から次へと出てくるらしい、アコーディオン用に何曲かすでにアレンジした、
元の音源は多分打ち込みで作られるているのだろう、
もう、随分前だけど、結構有名なゲームの音楽を担当している若者がニセコを訪ねたことがあった、
聞くと、打ち込みでアコーディオンの音を使いたいけど,その前に本当のアコーディオンの音が
聞いておきたかった・・・・・という思いで、遠く関西の方からわざわざ来てくれた、
・・・・そうなんだ・・・サンプリングされたアコーディオンの音を使うのだけれど、
実際、生でどんな音がするのか気になったらしい、

当時,私は体育館で毎晩、アコーディオンを演奏していた、
若者はその音色を聞いて、自分の思い描いてた音とはぜんぜん違うことを知った、
実際に聞けて「良かった」と言ってくれた。

多分、サンプリングされた音の中に、隙間が無いのだと思う、生のアコーディオンは
必ず,隙間が生まれる、いきなり100の力で、エアーを送り込むことはできない、
タンゴなんかで,一気に吹き上げようと思っても、その前に「ん~~~っバン」という「ん~~」が入る、
溜だけど、それが無いと「バン」に行けない、楽曲によって様々な「微妙な」溜が生じる、
譜面上にはあらわれないそれらの微妙な「溜」がアコーデイオンの息使いや、空気感を表現している、

もう大分前、某社O-アコーディオンを試して,感想を聞かせて欲しいと、わざわざ札幌の支店長が
ニセコまでお見えになって、完成されたばかりのO-アコーディオンを弾かせて頂いたことがあった、
今は,随分改良をされて、使いやすくなったとお聞きしているけど、エアー漏れの全くない
あの「きつきつ感」が最初に気になった、「ん~~」を入れようとしても,入る余地が全くなかった、
エアーセンサーで、蛇腹感を表現出来るといううたい文句ではあったけど、まったく隙間の無い
アコーディオンは、アコーディオンの形はしてるけど・・・・・という感想を・・ぐっと飲み込んで・・・
「良く出来ていると思います、もうちょっとエアーバルブを工夫して蛇腹が軽く動かせれば・・・」というような
コメントをした記憶がある。

ゲーム音楽と言えども、壮大なスコアーも発売されているくらい、音楽「には」凝ったものが多いと聞く、
画面のキャラクター達が、ただ機械音だけで動くのであれば、どんなにか無味乾燥なものになるだろうか・・・・・
音楽がそれらを救っていると言っても過言ではない。

今朝の散歩、神社の前で仲良し「Bu~ちゃん」にあった,肝機能の調子が悪く,
昨日も血液検査したばかりの「Buちゃん」だったけど、昨日は数値が下がっていたそうだ、
それが良かったのかどうかは分からないけど、今朝の「Buちゃん」はもりもり元気だった、
2匹で朝露光る草むらを縦横無尽に転げ回った。

ラジオ・テレビは朝から,きんかん日食モードに入ったままだ。

今週は「フィンランド音楽の巨匠たち」コンサートが予定されている、
アコーディオン奏者・マリア・カラニエミさん、フィドル・アルト・ヤルヴェラさん、ピアノ・ティモ・アラコティラさんが
来札される、

画像は土曜日の羊蹄山、夕方、倶知安町から・・・・・

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