15℃!!
キリリとした、一点の曇りも無い快晴の朝をむかえた。
『快晴』とは正にこの空のことを言う。
羊蹄山の東の空が,オレンジ色に輝き始め、
分け隔てなく太陽の恵みが降り注がれて行く。
森にも畑にも建物にも私にも「ルゥ」にも・・・・・・。
早い朝の光りは、生物達に深い陰影を与え、
「かたち」「存在感」を際立たせる。
日が登るに従って、それらは「ただの人」だったり
「ただのワン公」になる。
雨がたっぷり降った森の枯れ草の下では、
キノコ菌達が,出番を待っている。
気温が後,3~4℃下がれば,飛び出してやろう!!
甲子園を含む西の地域では、猛暑日が続いている。
身体が衰弱している人は、日中表に出られない。
「近代国家」だと胸は張って見るものの、
実際、ご高齢の方々の人数、所在すら掴めていないケースが
「出るわ・出るわ」・・・・・
私は、あのお話を聞いて、
30%くらい分からない人がいるので「わ」と即座に感じた。
自然・教育・家族・家庭、
私達は,足元からガラガラと音を立てて,崩れ始めている。
「自分たちさえ良ければ」と相まって
「形だけ」の国家、地域、コミュニティーに変貌している。
強固に結ばれ,煩わしくもあった、
また、それらが社会を形成していた「絆」は見る影も無い。
「煩悩」だけが一人歩きを始めた。
今日は午前中大正琴のお稽古に出る。