ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

ネズミ色の野うさぎ!!

2010-08-12 06:15:14 | Weblog










1時間に50ミリを越える激しい雨が,昨日から降り続いている。
この後、交通傷害や農作物への影響が心配される。
台風がまだ,日本海上にあり、こちらに向っているとニュースは
伝えている。今夜小樽を出航するフェリーは、その台風に向って
進むことになる。時間のズレが生じてくれればありがたいけど
欠航することも充分考えられる。

お盆のこの時期,船は止めたくないだろう!!

今朝は,足元を濡らしながら,傘をさしてお散歩に出た。
帰り道で、「ルゥ」が馬鈴薯畑の中を走る,ネズミ色の
生き物を発見して,大騒ぎとなった。

最初、大きい猫かと思ったけど、走り方が,野うさぎだった。
グレイの褐色(ネズミ色に近い)が、目にも留まらぬスピードで
馬鈴薯畑を横切って行った。

「ルゥ」はしばらく「私も行く!!!」とハァーハァーきかなかったけど
引き綱を必死で握りしめて、「待て!!待て!!」をくり返した。
「ルゥ」の鳥猟犬の本能に火がついてしまった瞬間だった。

でも,どう考えても、野うさぎの「あの」スピードには敵わないと思った。
真夏に野うさぎを見るのは珍しい。

ペルセウス流星群を意識して、このブログのマスク(テンプレート)も
変えてみたけど、生憎の豪雨となってしまった。

春の総会で、会長の任を解かれた私は、最近になってやっと名刺を
書き換えた、「HAA 北海道アコーディオン協会・顧問」の名刺を
自分で作った。コーチャンズフォーに行けば、美しい用紙が棚一杯に
並んでいる、あれもこれも数枚ずつ買って、楽しんだ。

若くして桑山真弓(桑山哲也君の父さん)先生の後を引き受けたけど、
道内のアコーディオンの先輩に支えられ、ここまで来ることが出来た。
北海道アコーディオン協会という看板を背負って,ステージに立つことも
度々あった。「何~だ~アコーディオンか!」と他のジャンルの方達から
思われたくはなかった。

武満徹先生の「系図」、HBC少年少女合唱団での伴奏、
タンゴ・アルゼンチーナの人々との共演、学ぶことも多かった。
これからは,少し,自分のことにも時間を取らせて頂く。

この雨が通り過ぎれば、いつものニセコの空が帰って来る。
秋への足音が,一気に加速されるだろう。
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