私の散歩道のあちらこちらで、今つつじの花が楽しめます。
低木の街路樹に、民家や寺社の庭木にと歩く道々で出会います。
少し遅く咲くさつきもつつじの一種ですが、俳句の季語ではつつじが「春」でさつきは「夏」だ
そうです。
この花は漢字で「躑躅」と書きますが、どちらの文字も”歩行を進められない”という意味が
あり、一説には、その美しさから人が足を留めてしまうことが語源とも言われています。
紅・白・紫・桃など色とりどりに目を楽しませてくれるこの花は、私のような後期高齢者の
年寄には、子供の頃に花の蜜を味わったことや、葉の裏側を服などに付着させて勲章
(ワッペン)代わりにして遊んだ懐かしい記憶をよみがえらせてくれます。
(下の写真は立命館大構内・竜安寺・御室仁和寺で撮影したつつじ各2枚ずつです)