前々回のアヤメの続報、杜若について書きます。
17日に中学時代の友人と6人で京都市北区上賀茂の大田神社に出かけました。
京都新聞に「杜若 古今不変の美 大田神社で見頃」と写真入りの記事に誘われて。
鳥居近くの太田ノ沢(約二千㎡)に、約二万五千株が群生しており、国の天然記念物
に指定され、絶滅危惧種であると聞き、よけに美しさに魅了された。
記事によると、この美しさは平安時代から知られており、歌人藤原俊成は「神山や
大田の沢の かきつばた ふかきたのみは いろにみゆらむ」と詠んでいるとか。
鮮やかな薄紫色の花が初夏の新緑に映えて、多くの見物客でにぎわっていました。
ついでにカキツバタについてインターネットで検索して得た知識を少し紹介すると、
「古くは染料として用いられ、衣服に花をこすりつけることを”書き付ける”とも言い
”書き付ける花”がなまり”かきつばた”となったとか。」
アヤメ・カキツバタ・花ショウブの簡単な見分け方は、花弁の基のところに
*アヤメは網目状の黄色と白色のまだら模様がある
*カキツバタは白色の目型模様がある
*花ショウブは黄色の目型がある のがポイントだそうです。