昨日は七夕、およそ一か月間にわたり熱戦ぶりで日本国中を沸かせた「ナデシコジャパン」
が大勢の出迎えを受けて凱旋しました。
3年前五輪で銀メダルを取った時、朝日新聞の天声人語は「植物図鑑を書き換えたい。
”ナデシコ=日本原産の多年草、厳しい環境に強く夏の早朝に銀色の大輪の花をつける。
花言葉は明るい・忍耐” と」。今回もプラチナのような花を咲かせた彼女たち、帰国直後の
インタビューで宮間主将が女性アナウンサーの「今日は七夕、短冊に願いを書くとしたら何を?」
の質問に「今の 女子サッカーのブームを文化として根付かせたい」とさらっと答えた彼女の
一言に私はは胸を打たれました。
さて、この時期の風景写真の紹介に移ります。今年も七夕の日は雨、雨の中を約30園の
子たちが作った七夕笹飾りで囲まれて大テントの中で行われた「七夕祭り」の様子です。
次に今週の花、先週に引き続き「蓮」です。この花は仏様の教えそのもの、
泥沼に生じ、そこから清浄な花を開くことから人間のあるべき姿に例えられ
ている花です。
しかし、私にとっては「蓮の花」との思い出というよりも、奥様が「連子」と言う
名の恩人との思い出です。
もう50年ほど前、生意気で人間として未熟な、もちろん教師としての知識・技量が
全くなかった私を見捨てずに温かく丁寧に8年間ご指導いただいた方の思い出が、
この花を見るたびに蘇ります。
中学校教育に携わる一員として、少しは足跡を認められるようになったのも、
そして優秀な教師を数多く育てることができたのも、この恩人のおかげです。
蓮の花に戻ります。この花は開花するとわずか4日の短い命です。
まずは開花直前のつぼみだす。
一日目、午前6時ごろから花弁が3~4cm開き午前中にすぼみます。
多分下の写真のような状態?(写したのが10時過ぎですので)
二日目、早朝より咲き始め9時ごろには満開となる、最も美しい時で優しい
香りが漂うです。
三日目、二日目と同じ経過をたどり最大に開きます。閉じかけたまま夜を迎えます。
四日目、7時ごろには完全に開きます。昼ごろには花弁が散り始め花托がはっきり
現れます。
以上の写真は、撮影場所「花の寺 法金剛院」で、7月5日午前10ごろです。
まだ咲き始めでした。ちなみに7月11日から午前7時早朝観連会が始まります。
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