草花探訪

季節の草花苗づくり

巣立ちのころ

2019年03月13日 | 花の写真

春のあったかさを先取りしたような日が続いた後の冷たい雨に、膨らみ始めた

桜の蕾も戸惑っているのでは?

 

京都市立中学校では毎年15日がの卒業式ですが、めでたい門出を祝うような

春の日差しを受けたという記憶はあまりありません。どうか今年は暖かい晴天

でありますようにと祈ります。

卒業証書を壇上で一人一人に手渡し「よく頑張ったね、おめでとう」と声を

書けます。

寒さで凍えそうな手で、手渡し間違いのないように細心の注意を払いながら

約1時間かけて渡します。足は棒のように突っ張り、花粉症での咳や鼻水に気

使いながら。

 

壇上に国旗・市旗を掲げる会場設定、式次第は国歌斉唱から始まり、証書授与

を一人一人に壇上で手渡す方式も、今では見慣れた風景となっています。

しかしこれも、教職員組合や地域の革新系団体の猛反対と抗議をうけ、粘り強く

話し合いを積み上げてきた苦しい歴史があることを忘れられません。

 

また、「荒れた中学校」という不名誉うなレッテルを張られたころは、式前日、

会場設営後も荒らされないかと深夜まで気を配ったものです。

学級担任は頭髪や服装の乱れがないようにと、気がかりな生徒へ、前日夜に

家に出向いて点検したりと。

普通では考えられない努力と苦労をしてきたことが、つい先日のように

思い出されます。

 

さて、この時期の花の話題に移ります。

春黄金花(サンシュウ)です。黄色い小さな花弁4枚を木一面に集めてつける

花木です。

民謡のひえつき節に「庭のさんしゅうの木 なる鈴かけてヨーホイ 

 鈴の鳴るときや  出ておじゃれよ  」と歌われています花です。

 

次に「桃桜」です。平野神社にある数本の木が満開です。

平野神社では早咲きで有名な「魁桜」(一重咲枝垂れ桜)は

蕾膨らむといった状態です。

桜はこのよう状態なので北野天満宮の梅林の様子を紹介して終わります。

 

最初は紙屋川沿いのしだれ梅と背景は鶯橋です。

最初のは人を背景に入れて見ました。

 

梅林は満開です。

最後に本殿前の「飛び梅」伝説の梅も満開です。。


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