11月に入ってからも「小春日和」の天気が続きます。
木々の紅葉も少しずつ進みますがその足取りは緩やかです。
ご近所の北野天満宮の駐車場になってるケヤキ林も写真のように色づいています。
中門あたりの風景もカラフルです。
83歳の年寄りの私、この暖かさは何よりもありがたいプレゼントです。
それにラグビーW杯が終わって熱中するものがなくなると、次は大嘗祭関係の
中継、そして大相撲です。次から次へと夫婦間の共通話題が続き幸せです。
食事時、元中学教師であった私達夫婦は自然に教育関係の話題に集中します。
今特に引き付けられているのは神戸市の小学校で起きた「教員のいじめ
問題」です。「そんなことがあるの」「神戸の教育はどうなってるの?」
とぼやきあいます。
学校と身近な関係にある保護者や地域の人の大多数は、先生同士で仲間外れ
や嫌がらせをするなどありえないと思われがちですが実際はあるのです。
神戸のようなひどい事案は例外として。
例えば私、管理職を務めた学校は2校、問題行動多発のいわゆる「生徒指導
困難校」と中京区内の小規模校の2校ですが、教職員間の人間関係が歪んで
その指導に苦労をしたのは後者でした。
今どきの教師は私たちの時に比べ、高い知的教養や専門的知識は豊富ですが
「丸ごと人間」とみて豊かかどうか疑問です。
悲しいかな「教師バカ」「専門バカ」「世間知らず」と揶揄されるのが
現状です。豊かな人間性や個性、社会性を身に着けてきているとは限らない
のです。
ボヤきが始まりましたのでこの辺りで天満宮の紅葉の色づき具合を写真報告
して終わります。
まずはお土居の上から本殿を眺めたところ。まだ青もみじです。
次は紙屋川沿いに降りて鶯橋あたりの風景。ここも青もみじです。
お土居にある「茶屋と展望台」からの風景。
この付近はところどころ色づいている木があります。
今年の「拝観料」は和菓子とお茶(ポットに入っている煎茶)つきで
なんと1000円です。
昨年は確か700円でした。それでも高いと感じていたのに今秋は一千円、
びっくりしました。
もっと紅葉が進み満開になってから訪れられることをお勧めします。